どうも。新潟県三条市の中心部(まんなか)にある由緒正しき飲食店街「本寺小路」(ほんじこうじ)でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を開業準備中の店主いけのです。
こないだ…と言ってもバタバタしてる間に一週間も経ってしまいましたが、念願の「高円寺メタルめし」さんに行ってきました。
もちろん、そこだけに行った訳ではなくて、他にも勉強になる店、家具・小道具関係の発掘・買い出し等々、色々してきたのですけど、このブログの読者様に確実に、最も縁が薄そう、存在そのものすら黙殺されていそうな、この店について、書くよ。
1 「高円寺メタルめし」と店主ヤスナリオさんについて
「三度のメシよりもヘヴィメタル好き! かもしれない、自称“料理勉強家"」で、店主のヤスナリオさんの存在を知ったのは、「深夜特急めし」がネットとかでちょっと紹介されてたときのこと。
※引き続き、Amazonアフィリエイトに登録してないので、このリンクからお買い求めいただいても、いけのには1銭も入りません
ちょうど、偏った食生活の悪影響が健康面に明らかに出始め、自炊レパートリーを広げようかとか思ってたタイミングだったので、気になった(けど、結局、買ってないな、そう言えば/笑)。
その後、こちらの「メタルめし」が発売されて、インパクトのある名前だったので、覚えていて、こっちはちゃんと即、買いました(けど、結局、1個も作ってないな、そう言えば/笑)。
メタルめし! 飢えたメタラーたちに捧ぐ、究極のガッツリヘヴィメタルレシピ
- 作者: ヤスナリオ
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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メタルめし、とは何ぞや、と言うと、ごく平たく言えば、バンド名とか曲名のダジャレみたいな料理、ですよ、主に。まあ、割とメタル、と言うかロック感の強い≒ジャンクなメニューが多いのですけども。説明しにくいな。
「高円寺メタルめし」さんのHPでメニュー見てもらった方が、早いぞ、これは。
2 行ってみた
で、去年の「ヘドバン」の何号めかで、高円寺に実店舗を出す、と聞いて、こりゃ行ってみたい、と思っていたわけですが、高円寺とか土地勘なさすぎて、ようやく行くことができました!
※スマフォで夜の店舗外観を撮るとき、どこに明るさ合わせるか迷うよねぇ、、、
店内に入ったら、スピーカーがマーシャル!
もちろん、鳴ってるのは、メタルです!
ちなみに、このマーシャル・スピーカー、正確にはマーシャルからライセンス受けたスウェーデンのメーカーが作ってるんですが、いけのも店舗用に買おうと思いつつ、新潟県内では店頭ですら見かけないし、音が鳴ってるのを初めて聞けました!
意外といい音! 改めて、これは欲しい! でも、たぶん、あんま売れてなくて追加生産されてないらしく、在庫がそろそろ尽きそう!
ちなみに、マーシャルのスマフォつくってるのも同じ会社なんですけど、国内版、発表されませんね、、、
さて、肝心のメタルめし! サバ酢・ブラッディ・サバ酢!
普通にうまい!
元ネタを知らない人は、こちらをどうぞ。つうか、メタルの歴史における、Black Sabbathの位置づけ、とか説明するのかったるいんで、割愛で。
他にも、いくつか頼んだのですが、写真とメニュー名が一致しなかったりで、すみません、、、
3 感想と勉強になったこと
たぶん、普通のレビューとしては、「メタルがそんなに好きじゃない人でもぜひ、どうぞ」と書くべきなんだろうけど、いや、果たして、この空間をメタルに興味ない人が訪れて、本当に楽しめるのだろうか、、、?
クラフトビール専門店に行ったときにも、たまにある現象ですが、「メタル」という非常に明確なコンセプトを掲げることで、カウンターを囲むスタッフさんとも他のお客さんとも初対面で、いきなりディープな会話が成立してしまう!
たぶん、これが21世紀のコミュニティのあり方なんだろう、と思います。住んでいる場所の距離感や、顔を合わせる回数ではなく、共通の興味を軸にしてつながる関係性。
もちろん、三条くらいの人口とアクセス性を考えたら、「メタル」では切り口がエッジィすぎて大怪我するのが必至なので、もう少し、広い、一般性のある切り口が必要ではあると思いますが。
「クラフトビール」でも、三条市内では、まだ、ほとんど知られていないので、そこを切り口にするのは、ちょっと違うと思っています。
まだ、自分の中でも明確に言語化できていませんが、クラフトビールと三条という街の特性には共通する「何か」があって(たぶん、メタルとも一定の親和性がある何か)、それを店のカラーとして打ち出し、初対面の人でも会話に参加できる雰囲気を作っていければ、と思います。
で、たぶん、狭い街の特性上、そんなことに興味がない人だって、それなりに来るとは思うし、別に排除する必要もないのだけれど、できたら、興味がない人が来たとしても、まあ、「勉強になった」とか思わなくてもよいので、「面白い話が聞けた」くらいの感想は持ち帰っていただけるような場所になればよいかな、と。