どうも。新潟県三条市の中心部(まんなか)にある由緒正しき飲食店街「本寺小路」(ほんじこうじ)でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。
店内BGMについては、当面、自分の所蔵CDを5枚くらい持ち込んで、気分で選びつつ、毎日1枚くらいずつ持ち込むCD自体を変えていく、という方針で始めてみたものの、最初の3日間、営業時間中に音楽まで気にかけているヒマがなく、開店前に1枚決めたら終日ほぼ、その1枚を掛けている状況でした。
なので、当面1週間同じCDを店に置いておいて、1週につき2~3枚入れ替えていく、くらいのペースで良いのではないかと思っている次第です。
ちなみに、今週のCDは下記の5枚です。
- At The Drive-In (US-emo) / Relationship of Command (2000)
- Bon Jovi (US-Hard Rock) / Keep The Faith (1992)
- Cream (UK-Blues Rock) / Wheels of Fire (1968)
- Def Leppard (UK-Hard Rock) / Def Leppard (2015)
- Europe (Sweden-Hard Rock) / Wings of Tomorrow (1984)
※バンド名、国籍、ジャンル、アルバムタイトル、発表年の順
一応、10年刻みで各年代のバランスも踏まえつつ。本当は、Def Leppardのように、ほとんどラジオやテレビで流れそうもなく、一般に知られていないであろう最近の音楽を掛けていきたいのですが。
ちなみに、先週末の3日間、お越しいただいたお客様のうち、何人かの方から、「店内BGMが思ったより激しくない」とのご指摘をいただきました。
いやいや、これまで「メタル」カテゴリで紹介してきたバンド群にしても、自分が普段好んで聴いているバンドの中では、相当にポップでキャッチ―な部類に入るけれども、それでもまだ「ギリギリナシ」なバンド群なのですよ。
店内BGMに関しては、そこからさらに一般の人に受け入れられそうな、ポップでキャッチ―で、あまりうるさくないバンドを中心に選んでいく予定です。
残念ながら、一般受けを狙う、といっても、エグザイルさん周辺や、エーケービーグループさんを掛けることはないし、そこは自分としては逆方向にナシの線を踏み越えている と思うのですが。
店をやるにあたって、音楽以外にもあらゆる面で、自分に嘘をつく必要はないと思いますが、自分の趣味を押し付けても、そこには市場はないだろうと思っています。嘘のない範囲で市場とのバランスを取る、その微妙な立ち位置が、経営においては、何事においても重要だと思うのです。
自分の好きなことと世の中の多数派が一致している人や、自分の中に少ししかない要素でもそれを世の中に合わせて強調できる人たちの生き方は、うらやましいと思いますが、こちらとしては、30年以上、世の中の少数派として生きてきたのです。
ここまでは世の中に承認されるけど、ここからは無理だとか、これ以上は自分に嘘をつくので無理だとかのラインであったり、あるいは、これを世の中に承認してもらうためには、どういう理屈付け、見せ方が必要か、とかいったことは、自分の中でそれなりに見えているつもりです。
もちろん、まだ創業間もないなので実際にやっていく中で、色々とブレや揺れもあるとは思いますが、今後ともよろしくお願いします。
なお、開店前に作業用BGMとして、YouTubeの自動再生機能をかけてたら、Apocalypticaは、結構、いいですね! チェロ四重奏によるメタル・カバー時代は色物っぽすぎたし、その後のオリジナル曲中心になってからは、あまりチェックしていなくて、いずれもCDを持ってなかったんですが。
RELATIONSHIP OF COMMAND (リレイションシップ・オブ・コマンド: +bonus disc)
- アーティスト: AT THE DRIVE-IN (アット・ザ・ドライヴ-イン)
- 出版社/メーカー: Daymare Recordings
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: CD
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