Beerhouse3営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋はじめました

James Watt "Business for Punks"読み始める

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。一応、まだプレオープン中なんですけど、、、

 

 開店にあたり、amazon.co.jpさんからコマゴマとした物品を購入するついでに、スコットランドアバディーン発、UKクラフトビールの雄、Brew Dog(ブリュードッグ)の共同創業者、ジェームズ・ワットの本「Business for Punks」、買いました。

 

  

 パンクIPAで知られるBrew Dogのジェームズ・ワットについては、昨年のカムデンタウンとABインベブ(≒バドワイザー)の提携を受けて、クラフトブルワリと大手の提携について吼えてたブログが、中々パンクな内容で興味を持って読んでいたところ、ちょうど、この本も出たばかりで、PRされていたもの。

 

www.brewdog.com

 

 冒頭、哲学パンク、ジョン・ロック(パンクなのか…?)を引用。

If we will disbilieve everything, because we cannot certainly know all things, we shall do much what as wisely as as he who would not use his legs, but sit still and perish, because he had no wings to fly

(もしも、私たちがすべての事柄を確実に知ることができないから、と言う理由で、あらゆることを信じないのだとしたら、飛ぶための翼がないから、と言う理由で足を使わず、ただ座って朽ちていく男と比べて、どれだけ賢いと言えるだろう ≒ 不確かだとしても前に進める可能性があるなら前に進め)

ジョン・ロック - Wikipedia

 

 以下、まだ第1章の途中ですが、クラフトビール、あるいはビール醸造醸造所経営というよりも、新しいビジネスを立ち上げることについて、パンクなアティテュード(態度)全開で論じております。

 

 圧倒的な確率で、お前のビジネスは失敗に終わる。お前に配られた手札は不利だ。新しいビジネスの8割は最初の18か月で失敗する。スタートアップ1,000社のうち800社が、10社のうち8社が、5社のうち4社が立ち上げで炎上する。それが現実だ。お前が何を書こうと、誰も読みはしない。この目まいがするような死亡率が、今の残酷な商業環境をはっきりとつきつけてくれる。だから、もしもお前が新しいビジネスをはじめようと考えるなら、そのビジネスは失敗する可能性が高い。そして、失敗が確実に打撃を与えるのは、お前のビジネスだけじゃない。お前の未来、お前の自信、お前の夢、そしてもちろんお前の銀行口座、そのすべてが旅立つ航海の先にあるのは、「失敗」だ。

 

 ビジネスは失敗する。ビジネスは死ぬ。ビジネスは忘れ去られる。

 革命は不滅だ。

 だから革命を始めろ。ビジネスじゃない。

 ビジネスを始めるだけじゃダメなんだ。お前に必要なのは、明確な目的、使命、存在理由だ。マーティンと俺は、単に醸造所を始めたわけじゃない。俺たちが掲げた使命は、他の人たちにも俺たちと同じように偉大なビールに熱狂してほしい、ということだ。この約束と前提条件が、俺たちのあらゆる行動1つ1つを支えているし、俺たちが判断を下すときの絶対的な基準点になっている。

 

 このモノがあふれる時代に、新しいブランド、新しいビジネス、新しい商品、新しいサービスの市場なんか、ほとんど残っていない。でも、何か信じられるものの市場は無限大だ。お前は、信じられる何かを提供する必要がある。

 

 お前のことなど、誰も気にしていないと考えろ、誰も興味がないと考えろ、誰も話なんか聞きたくないと考えろ。 その後で、お前がやろうとしていることを、どうやったら気に留めてもらえるかを考えろ。それができなければ、お前のビジネスは終わりだ。

 

 もはや誰も商品やサービスなんか買いたくない。21世紀の消費者は、自分の信念と矛盾がなく、むしろ高めてくれるような使命と信念を持った企業や組織と結びつきたいんだ。お前の顧客は、お前の成功を助ける積極的な協力者になりたいと考えてもらう必要があるし、お前は顧客にそうさせるだけの理由を示す必要がある。強力な使命を持つことで、お前は人から気に留めてもらうことができ、福音を説くことができるんだ。

 

 この後も、経営学の教科書やビジネス書に書かれている成功のための秘訣には意味がない。破り捨てろ。重要なことは、顧客を納得させることができ、自分の人生をかけるに値する使命感だ。

 

 と、まあ、そういうトーンで1章は進んでおります。

 

 英語を読むのが中々、疲れるので(日本語に訳そうと思うと微妙なニュアンスがもっと大変)、読み進めるのは大変そうですが、興味深く読んでおります。

 

 と言うか、ここまで言ってることは、かなりオーソドックスで、むしろ「ベストセラーの王道ビジネス書をちゃんと読みましょう」と訴える中川政七商店 中川さんと、言っていることは、そう変わらない気がします。

 

www.yu-nakagawa.co.jp

 

 

 Amazonさんのアフィリエイト、無事、承認されました! 古いリンクは自動更新されないようなので当面、放置しますが、今後、当ページ内のリンクからお買い求めいただくと、店主いけのに売価の数%(書籍1冊あたり数円~数十円)振り込まれます。ありがとうございます! 塵も積もればの精神で頑張ってまいりたい。

 

Business for Punks: Break All the Rules ? the BrewDog Way

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