どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。
自分の趣味の音楽を掛けたいけど妥協してBGMを選択していくギリギリの線を探す不人気企画、第7回、G。
Gで始まる英単語が少ない訳ではないと思うのですが、Gのバンドが少ない。Guns N'Rosesみたいなギリギリじゃなくアリなバンドも当然、存在しておりますが。一方、Black Sabbathのベーシスト、ギーザー・バトラーによるインダストリアル・バンド、G//Z/Rとか、どう見てもナシだし。
てことで、何とかギリギリを探して、スウェーデンのGhost、ゴーストを。
Ghost - Cirice (Official Music Video)
ジャンルは一応、ドゥーム? プログレ?
いや、第2回でスラッジのBaronessすらナシにしてるのにドゥームとか、ギリギリじゃなく、ナシだと思いますが。
ドゥームとは、先の記事でも書いたとおり、スピードが特徴のハードロック/ヘヴィメタルの世界で、重く引きずるようなスタイルで、終末的(ドゥーミー)な雰囲気を特徴とする一群。
このバンドはそれほど暗くなく、単純にハードロックとプログレの距離がまだ近かった、1970年代風の雰囲気を前面に出し、パンク以降の特徴であるスピードと攻撃性を主張しない、という感じですが。
これで結成が2008年、この曲は2015年リリースで、2016年のグラミー賞、ベスト・メタル・パフォーマンス受賞、とか。
グラミー賞の基準が毎年、よくわからない。まあ、雑誌記者とかの投票なので、こういう、ちょっとインテリっぽいバンドは人気な気がしますけども。Toolとか。
と言うか、この曲が入った最新作、買った覚えがない、と思ったら、国内盤は未発売っぽい。まあ、日本ではマーケット小さそうな気がします。プログレ聴いてる人たちには、シンプルすぎる気もしますし、ステージ衣装的な部分でも。
まあ、Baronessとか、ドゥーム/ストーナーでもう少し聴きやすいバンドをかけてみての反応を見てから、という感じでしょうか。