どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。
4月に入って、いくつか記事を見かけた「丸の内のスタバで、酒類の提供を始めた」、という件について、日経トレンディさんの記事*1から。
まあ、ワインはよくわからんし、それは置いといて、ビールについて。
朝7時のオープンからボトル3種が飲めるとか!
価格も、まあ、瓶ビールの相場からは高いだろうけど、輸入ビールの相場からはそんなもんですよねぇ。
ヴァルシュタイナー…は、飲んだ記憶がないけど、ヴェデットとリーフマンスは、まあ、メインターゲットという、30~40代女性で仕事を持ってて、スタバ使いそうなお客さん向けには、悪くない選択肢だと思います。
確かに、「スタバなのに、なんでベルギービール? シアトルコーヒーだったら、アメリカ北西部のマイナーなブルワリ発掘しても良かったんじゃね?」とは思いますが、客層としては、マッチしてる気がします。
そして、おそらくシアトル本社は関係なく、日本独自調達なのだろうし、この3つは全部、小西さんが入れてるんでしたっけ? という調達上の理由とかもあるのだと思われ。
ワインやビールに合わせるメインのつまみは、スタバという事情もあって、タルトレット、だということです。
聞けば棒状のタルト風スイーツ「タルトレット」がワインに合うように開発したオリジナルのつまみだという。
ちなみにタルトレットは「カマンベール&ベリーズ」「ブラックココア クーベルチュール」が赤ワインに、「ゴーダチーズ&トロピカルズ」「ストロベリー ホワイトチョコレート」「クリームチーズ&オレンジ」が白ワインに合うとのこと
だがそうはいっても、普通に酒を飲む気分でこの店に入り、いきなりタルトレットを薦められたら、特に男性はかなり戸惑うに違いない。
いや、男でも普通にいけるだろ。そして、ワインのペアリングは全然、興味ありませんが、赤ワイン向けのはリーフマンスに、白ワイン向けはヴェデットで、それぞれ結構、いける気がする。
個人的には、赤ワイン向けのは、リーフマンスよりは、黒系のビールが欲しいと思うところではありますが。
小西さんのラインナップだと、ベルジャン中心なんで、そもそも黒系が薄いんでしょうけど。
基本的には、今、サイゼリヤが先行している、酒場よりはいくらか洗練された雰囲気の中でさくっと飲む文化に乗っていく感じなのだとは思いますけれども、甘い洋菓子にビールの組み合わせが普及するのはよいことと思われます。
東京に行く機会があったら、ぜひ、酔って…寄ってみたい。30~40代女性向けの店内で40手前のオッサンが一人でビール飲むのは中々、勇気がいりますが、勉強だから、しゃーないす。
ところで、ベルギービールと言えば、 久しぶりにパパジアン本*2をパラパラとめくっていたら、ベルギーを多種多様なビールがある国として、「ビールのディズニーランド」と形容しており、中でも、ベルジャン・ホワイト(ヴィット)*3を、「ビールのディズニーランドの中でも、ひときわ楽しいビール」と解説しておりました。
ディズニーランドに行ったことはありませんし、今後も行く予定もありませんが、イクスピアリ内の舞浜地ビール工房、ハーヴェスト・ムーンさんのベルジャン・スタイル・ウィート、当店でも今、たまたま、つないでおりまして、順調に出ております。
まだ、もう少し残はありますので、来週からの営業もよろしく、お願いします。残念ながら、合わせるタルトレットとかはご用意しておりませんが。
HARVESTMOON BREWERY 〜 舞浜地ビール工房 〜
自分でビールを造る本―The Bible of Homebrewing
- 作者: チャーリーパパジアン,大森治樹,こゆるぎ次郎
- 出版社/メーカー: 浅井事務所発行(技報堂出版発売)
- 発売日: 2001/09/25
- メディア: 単行本
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