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Beerhouse3営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋はじめました

PokemonGOを通じた健康施策及び市街地活性化の可能性

地方都市 地域経済

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 本題の前に、前職でやっていた最後の仕事は、長い歴史の中で形成された旧市街地の資産を活用して、高齢化社会の健康維持を考える、というものでした。

 

beerhousecubed.hatenablog.com

 

 

 すなわち、これから日本史上最大の人口を誇った団塊世代(1940年代後半生まれ)が後期高齢者(75才以降)となり、医療費・介護費用の増大、どころか、そもそもがそれを担うだけの医療・福祉人材の確保すら困難な時代を迎えることが必至となっております。

 医療・福祉システムを破綻させないためには、彼らに1日でも長く健康で暮らしていただく必要があり、彼らの健康を少しでも維持するためには日常的な運動の確保が必要な訳ですが、成人病を生活習慣病と言い変えて早20年、運動習慣を身につけましょうと言ったくらいで、人が運動するようになるなら、とっくに健康問題は解決している訳です。

 では、せめて日常生活での自動車依存が深刻な地方民が、少しでも歩くことによって体を動かしてくれないか。

 その歩く場所として、長い歴史の中で神社仏閣(とそれにまつわる祭祀)、名所旧跡、公共施設、商業施設が、歩いて行ける範囲内(ヒューマンスケール)に集積している旧市街地を活用できないか。

 そして、これは団塊世代だけの問題だけではなく、自分たちが高齢者になったときに自分たちよりも若い世代の方が人口が少なく負担を背負いきれない、という状況は、少なくとも団塊ジュニアくらいまではずっと続く訳で、彼らに若いうちから歩く習慣づけができないか。

 と言うか、むしろ団塊世代は、もはや行動を変化させられない可能性がある一方、第2次ベビーブーマー団塊ジュニアというヴォリュームゾーンの負担で何とか支えきれる可能性がある。本当に深刻なのは、支える世代を作り損ねた我々の世代。

 

 本題。

 話題のポケモンGO。

 1日遅れで導入し、半日、というか店から自宅まで歩いてきた感想。

 

 徒歩1キロ弱という帰り道を、ポケストップをたどるうち2キロくらい掛けて遠回りして帰ってきましたよ。

 

 三条市内にそんなにポケストップないだろって? 

 

 確かに自宅(戦後の新興住宅地)近辺は圧倒的に少ないですが、ポケストップは既に各所で指摘されているとおり、寺社や旧跡に多く設置されているようで、うちの店周辺の旧市街には、数十メートル間隔で散在している状況です。

 ジムについても、まだレベルが低く入れませんが、図書館、公園等の公共施設に設置ということで、周辺の徒歩圏内にいくつか確認できています。

 

 旧市街地の北部に広がる住宅街から旧市街を見るとこんな感じです。

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 手前の荒野と奥に林立するポケスポット。ジムは一番近くの1個しか見えてませんが、街なかに入るとさらにあります。

 

 つまり、ポケモンGOは、旧市街地に人間を集めて、歩かせる、ということを一瞬にして実現してしまった!

 

 もちろんスマフォの画面を見ながらウロウロしていることが健康なのか、という課題は残りますし、スマフォを持ってウロついているだけの人間が、どの程度、リアルな経済に金を落としていくのか、店の側としては金を落とさせることができるのか、といった課題も考えていく必要があります。

 

 それより何より、もう1つの課題。

 

 正直、既に飽きはじめておりまして…。

 

 いや、だって、ポケモンの各キャラや世界観に思い入れもなく*1、まだジムに入れてもらえない身としては、やれることが、ただストップに近づいてグルグル回してアイテム取って、ときどきポケモンにボールをぶつけるくらいで、さすがにテンション続かない。

 

 乗り換えるなら、イングレスって結局、一度もやってないんですが、面白いんですかねぇ…?

*1:世代としては世の中で「たまごっち」(96年11月発売)が流行ってた大学時代に「ポケモン」(96年2月発売)やってみよかなと思いつつ買わずに、以降、接点なし、という感じです