どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
そしたら会場内のビールがバドワイザーでした。
去年は行かなかったんですが、2014年までの数年は、シンハーだった記憶*1。
正直、サマソニでバドワイザーは場違いって印象もぬぐえませんでした。
けど、多分、80年代後半を小学生として過ごした1970年代後半生まれの我々世代*2がバドワイザーに対して最もネガティブなブランドイメージを持っていそうでもあります。
もっと若い世代ならば、いいも悪いも認知度自体が低いのだろうし、こういう会場で露出を図るのは、効果的なのかもしれませんね。
有名なところでは、今回のサマソニにもブースを構えていたレッドブル。
オロナミンCやリポビタンDみたいな日本のオッサン向けエナジー・ドリンクにヒントを得て開発された飲み物であるにも関わらず、広告出稿先をXスポーツを中心とする「エクストリーム」な体験を発信する分野に限定して、それらの観客である若者の「文化」への接近を図った、みたいな。
以下、とりあえず、ググって1番上に出てきた日経ビジネスの記事。内容は未確認。
まあ、実際、フェス会場にブース構えるくらいで、どのくらい効果があるんだろうな、というのは疑問に思うところ。サマソニは2日で12万くらいの動員って話です。
通常のメディアと違って、エンドユーザに直接働きかけられる(飲んでもらえる)、そこからSNSでの拡散の可能性がある、会場内の写真とかが後日、通常の紙やWebのメディアに露出する可能性とかもあるんでしょうけど。
一方、あれだけのブース構えて、さらに会場内のビールを独占するのに結構な費用も発生していそうですし。
なお、レッドブルの競合、モンスター・エナジーは、北米だと夏の大規模フェス・ツアーの冠スポンサーになっていたりするみたいですし、日本でも春に小さなツアーをスポンサーしています*3。
こういうタイアップの仕方、すごくニッチなジャンルにしぼったフェスの開催だと、小規模であっても、こういう文化を理解し、支援しようという姿勢があるのだな、と伝わってきます。
とは言え、個人的には、フェスであんまビールもエナジードリンクも、飲まないです。すみません。
ビールは、一応、最初の1杯くらいは、とりあえずは仕事と思って飲みますが、基本、体力勝負な感じなんで*4。
そして、レッドブルみたいなエナジードリンク系はクスリっぽい味が好きになれない。
となれば、水分補給にはスポーツドリンクでございます。
サマソニ会場では、大塚製薬さんがフェス専用ロゴのブースを出していました。
去年…は不参加で見てませんが、14年までは、普通にポカリのロゴだけだった気がします。
そしたらポカリ公式サイトにもフェスモードのページが開設されてました。フジ、ロッキン、ライジン、サマソニでキャンペーン張ったらしいです。
さらに、このようなフェス向けCMも。
あら、青春って感じでいいですね。
惜しむらくは、動画の公開が8月上旬。
いや、そこはフェス・シーズン到来前というか学生向けPRなら夏休み前の7月中旬くらいまでに公開しないといけないんじゃないだろうか。あるいは、せめてフジロック前。
あと、今年のサマソニは、インドアで終日過ごして、メイン会場であるマリンに一切、近づいてないので、そちらのブースでは何かやってたのかもしれませんが、少なくともインドア内のポカリ・ブースは特にこの動画の世界観と連動しているような要素は見かけなかったですね…。ちょっと、もったいない気も。
ちなみに、出演している4人の女性について、ちゃんと調べて記事にしている人がいて、世の中にはいろいろな人がいるものだ、と思った次第であります*5。
メインのモデルさんは中澤瞳さんで、1999年生まれ! 若い!
…つうか、うちらがオッサンになっただけですね…。怖い怖い…。
とりあえず今日はこの辺で。