読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Beerhouse3営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋はじめました

12/17(土),18(日)ゆっるく学ぶ会…のウラガワ4: 成果と課題

f:id:bh3master:20161125154330j:plain

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 去る17日(土)、18日(日)の「クラフトビールについて、ゆっるく学ぶ会」にご参加、ありがとうございました。

 

beerhousecubed.hatenablog.com

 

 今後の経営を考えていく上での試行的側面も入れて企画した今回のイベント、終ってみての成果と課題、その対策についての振り返りです。

 

 

成果

周知

 今回、イベントの周知はSNSと店内に設置したチラシのみで行ったため、既に来店経験がある方や、当店に興味を持っている方を中心にした告知となりました。

 しかし、たとえば、当店Facebookページに「いいね」いただいている方が現状300人強の中、皆さんに反応いただいた結果、イベントページ自体のビュー数は、その4倍以上となりました。普段の投稿でのビュー数と比べても、十分に多い数と言えます。

 ただし、実際、当イベントを機会に初来店いただいた方は今回なく、本来、こういうイベントの設定は、当店に来店経験がない方へのハードルを下げる、初来店のきっかけとなるものとしていきたい、との思いもあり、今後の周知方法については課題も残るところです。

 

売上の底上げ

 今回、イベントの開催日時を土日の早い時間としたのは、その時間帯の集客を日常的に増やしていきたい、との思惑からです。

 特に、日曜は当店のある本寺小路周辺の飲食店が定休日としていることも多いため、(1)周辺で宴会などあった場合にその前後に立ち寄る店がないため来店が集中し金曜土曜以上に売上の良い日、となることもあれば、(2)そもそも本寺小路に出てくる人が少なく一週間でも最も売上の悪い日、となることもあります。

 今回は忘年会シーズンで日曜は出るのを控える傾向もあり、本来、(2)の印象のところ、それを解消する手段として、日曜の早い時間における来店習慣を印象づける意味では、イベントの有効性は証明できたかと思います。

 また、ご来店いただいた皆様に、イベント後も追加で飲食いただくことで、売上につながる部分もありました。

 

その他

 もちろん、以下の課題のような各種のデータを収集できたことも成果と言えば成果です。

 

課題と対策

周知

 成果のところでも書いたとおり、今回はSNSと店頭での周知のみとなったため、新規来店者の獲得にはつながりませんでした。

 とは言え、広告費等を掛ける予定はないため、今後も継続的に開催していくことで、毎月第XのY曜日とか、毎月〇〇日はイベントの日、と印象付けて定着して、口コミでの拡散につなげていくことが重要かと思われます。

 

新規来店者の確保

 今回、新規来店者の参加はゼロ人でした*1。当店に来たことがない、様子見に来たい方の来店を促す仕組みが必要なところと思います。

 具体的には、前述の告知方法、そして後述する価格設定等の対策が必要と思われます。

 

開催日時の設定

 三条市の多くの事業所は、完全週休2日制ではなく、産業カレンダーという独自の勤務体系があるのですが、今回、イベントの開催日程を設定した後で、土曜日が仕事の日と気が付きました。

 結果、土曜日の参加は全員、市外からの方でした。

 今後は、産業カレンダーも十分、踏まえて開催日時を設定していきたいと思います。

 

 なお、今回第3土日としたのは、開店9か月の動向で月の中旬が最も売上が落ち込むからで、ここを下支えすると同時に、ビール消費量、すなわち樽の回転を底上げしていきたい、との考えからです。

 前述のとおり、新規来店者を確保するためには、なるべく毎月の開催日時を固定したい、との思いもありますので、産業カレンダーや他のイベントとの兼ね合いも見ながら、第3土日で継続できれば、と考えています。

 

 来店者数の安定を図る、という意味では、平日の夜に開催した場合の動向も気になるところなのですが。

 

価格と提供量

 スリムサイズ(180ml)で7杯というのは決して多い量ではないと思うのですが、価格設定の面で、3,000円というのは、特に当店に来店経験がない方への「お試し」という意味では、ちょっと高い印象もあったかもしれません。

 次回以降、種類数、提供量ともに見直し、1,000円とか1,500円で開催できれば、と考えています。足りない方は、気に入ったビールを追加で注文いただければよいのかな、と*2

 また、つまみについても、個人的には、クラフトビールには多様な味わいがあるため、ペアリングという概念が存在する、ということを知っていただくためにセットでお出ししたいのですが、参加しやすさを考えれば、別料金のオプションでもよいのかもしれません。

 

 また、逆に、提供するビールは1種類で、どのつまみが合うかを考えるイベント、というのも企画可能なのかもしれません。

 

定員と参加人数

 今回、各回に参加人数分散して、おおむね各回とも3人前後での開催となりました。グラスやフードの準備や片づけを考えると、このくらいの人数が、やりやすくはありました。

 もちろん、たとえば、グラスをプラカップに変えさせていただく等して、募集定員どおり、カウンターめいっぱいの1回10人前後での開催も可能とは思います。

 もしも、参加人数が増えすぎて対応に追われるようなことがあれば、今後、検討していく必要があるだろう、と考えています。

 

開催頻度

 今回の内容と同内容であれば、正直、いつでも開催できる内容なんです。

 ただし、次の2点から、開催頻度は、月1回、せいぜい月2回くらいが当面の現実かと思います。

 (1)まず、しばしばイベントだけではなく、日常的なメニューとして、「飲み比べセットみたいのはやらないのか」と聞かれるのですが、やりません。(1ー1)ビール樽の回転、品質の維持を考えると、ボトルビールを組み合わせてもバランスよく複数種類を用意するのが難しい。常に来客数が安定して見込めるようになれば、ここはクリアできるのですが。

 (1-2)グラスの準備等のオペレーションが割に合わない。

 お客さんの立場からすると、複数杯飲むので少し安く、と考えるところと思いますし、当店としても1杯当たりの経費と利益よりも、1人当たりの経費と利益で考えたいので複数杯をセットで安くすることは考えないでもないのです。

 ただ、少量ずつ複数杯だと、結局、サービングとグラス洗浄のコストは、全く下がらないんで、お互いにあんまりウマミがないと思うんですよね。

 なので、当面は、飲み比べをやるのはイベントだけ、です。

 

 (2)もう1つの理由は、企画内容の確定、告知をそれなりにキチンとやろうと思うと、他の仕事にしわ寄せがいく、というところです。

 もう少し、仕組みに落とし込んで機械的にこなせるようになる、イベントの売上が見込めることで人を雇えるようになる、などの改善ができれば、理想的には、毎日何かしらイベントをやっている店とか素敵だとは思いますが。

 現実的には、まず月1回、様子を見て、月2回、と徐々に増やしていくのかな、と思います。

 

今後

 という訳で、 今後も内容は検討の余地があるとして、月イチくらいでなにがしかのイベントは開催していきたいところです。

 2017年産業カレンダーで、第3土日が連休になるのは、1/21,22、2/18,19、3/18,19(3連休なので要検討)、4/15,16、6/17,18、7/22,23、9/16,17(3連休)、10/21,22、11/18,19、です。

 

 今後ともよろしくお願いします。

 

 

*1:厳密には、お知り合いを連れてきていただいた方が2組

*2:その際、通常料金をいただくかイベント料金を別途設定するかも課題