Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

アロガント・バスタード入荷しました

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 今日は珍しくビールの紹介です。珍しく…。

 

 クラフトビールを飲むようになって以来、みなさん、特に三条市民のみなさんにご紹介したいビールがいくつかありまして、特にネーミング的な意味でアレだったうちの1つは、先日も樽でつなぎましたBrew Dogの「ハードコアIPA」なのですが、もう1つが本日ご紹介する、ストーン・ブルーイングの「アロガント・バスタード」です。

 ま、本国アメリカでは、アロガント・バスタード単体で独立ブランドとなって、現在は、アロガント・ブルーイングの製品となっております。

 

 「Arrogant」(アロガント)は辞書的には、「傲慢」「傲岸」「不遜」「横柄」「尊大」などと訳されますが、Oxford Dictionaryによれば、「自分の重要さや有能さについて過剰な認識をもつこと、あるいはその態度」、ということで、平たく言えば「態度がデカい」ってことです。

arrogant - definition of arrogant in English | Oxford Dictionaries

 

 「Bastard」(バスタード)は、古典的には「私生児」を意味するらしいのですが、そこから転じて「Bitch」の男性版とでも言いましょうか、侮蔑的な意味を伴う「ヤツ」、「野郎」って感じです。Oxford Dicitonaryでは、「喜ばしくない、卑劣な人物」。

bastard - definition of bastard in English | Oxford Dictionaries

 

 以上を合わせると、「Arrogant Bastard」で「なんなんだ、あの態度でっけぇ、クズわ!」みたいな感じですね。

 

 三条市民向きの名前ですね!

 

 以下、公式サイト商品解説文。

www.arrogantbrewing.com

 

 これは攻撃的なビールだ。あんたは多分、気に入らないだろう。これだけの品質と深みをもったエールの真価を判断できるだけの味覚や知性が、あんたにあるのか極めて疑わしい。もっと安全で慣れ親しんだ世界に留まっていたほうが、あんたの身のためだ。もしかしたら、何百万ドルの広告費を掛けて、小さな醸造所が作っているとあんたに思い込ませるようなヤツだとか、何の味もしない泡だらけの黄色いビールを飲んでいた方がモテると思いこませるヤツだとかを飲んでいたらどうだ。ひょっとしたら、あんたは何百万ドルもの広告費を掛ければビールがうまくなると考えていないか。ひょっとしたら、あんたはこれを読みながら自分の言葉を口にしているかもしれない。

 

 

 

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 缶の裏側にもステートメント

 

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 表ラベル下側の「You're Not Worthy(あんたはこのビールを飲むに値しない)」。

 

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 6缶入りパックの側面に「大多数に嫌われ、少数に愛される」。

 

 樽で入荷しても減らなそう…ということもありますが、ストーンの場合、こういうグラフィックまわりを含めて楽しんでいただけたら、と缶で入れております。

 なお、缶のサイズは16オンス、いわゆるUS1パイント、473mlと少し大きめです。

 

 よろしくお願いします。