Beerhouse3営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋はじめました

オトナになってから勉強会に参加する意味

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 三条市と隣の燕市は全国有数の中小企業の集積地ってことで、経済産業省*1が所管する「中小企業大学校」って経営人材の教育機関が立地しています。

www.smrj.go.jp

 

 関東甲信越静地域*2の中で、わざわざ三条に建設された背景には、それなりの誘致活動もあったようで、受講生の確保や運営に市も協力する、ということになっており、前職ではちょいちょい関わりがありました。

 

 で、中小企業大学校の講座をよく活用していた市内企業の社長さんが言っていたこと:

 

 中小企業が従業員を現場から何日も抜けさせて、つまり、現場から見たら何日も休ませて、その間の給料に加えて受講料も払って勉強に行かせる。それができるのは中小企業の中でも、そこそこしっかりした会社なんだ。

 そのくらいの企業なら、わざわざ中小企業大学校になんか行かせなくても、あそこで学べるレベルの研修くらい、社内でもできる。

 

 でも、なぜ行かせるか。

 行ってこいと言われた社員も、はじめは「なんで、こんな忙しいときに」と思う。

 

 でも、受講しに来ているのは、そういうしっかりした企業の中でも、選ばれた、期待されている社員なんだ。他の人たちは、わざわざ県外から来るんだから。そういう人たちと一緒に勉強できることで、自分も期待されている、と自信になるし、もっと勉強しないとなと思ってくれる。

 それで、万一、そういうしっかりした企業と、そこで新しいつながりが生まれれて取引にでもつながれば、それもありがたい。

 

 だから、うちはみんな通える距離だけど、泊まらせるんだ。立派な宿泊施設があるんだから、通わせてたらもったいない。

 

 また、当時は今ほどスマフォもWi-Fiも普及していなかった時代なので、今はどうか分かりませんが、別の機会に中小企業大学校の関係者の方に聞いたのは、中小企業大学校の宿泊施設は、ほとんどシングルだけど、個室には敢えてテレビを置いていない、とのこと。

 テレビがあるのは、各フロアのロビーだけ。

 宿題に集中したい人は部屋にこもるかもしれないけれど、だいたいやることがなくなって、みんなテレビを見るためにロビーに集まってくる。

 そこで、交流が生まれるので、敢えて部屋にはテレビは置かない、とのことでした。

 

 …という話を、市役所が創業塾を今年もやると先日、聞いて思い出しました。

 

www.city.sanjo.niigata.jp

 

 元々は中心市街地担当が空き店舗を活用しての創業支援施策の一環として始まったものですが、今年で6年目ってことで、中心市街地への立地に向いてる業種で創業を考えている人たちは一巡した感じで、何年か前から産業振興担当が、業種・立地を問わず、受講生を集めております。

 あとアベノミクスの一環で、地方金融機関に新規創業支援に注力させているので、これを受講しとくと、創業資金の利率が下がる、とか銀行さんの内部決裁が通りやすくなる、とかの特典もあると思います。

 

 まあ、今年は原則、日曜午後の開催ってことで、サービス業で修行中の人は参加できないよねぇ、と思うんですが、そこは多分、前はサービス業の人が参加しやすい時間帯にしてたら、サラリーマンが参加しづらくて移動してきた、とかそういう事情があると思います。 

*1:より正確には中小企業庁

*2:東京には大規模校がある