どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
毎月の経営振り返り、さすがに連休中バタバタして事務処理が遅れておりましたが、4月分です。
(目標達成率)
対理想的目標 | |||
週 | 売 上 | 来店者数 | 客 単 価 |
3/27 - 4/ 1 | 38% | 51% | 75% |
4/ 3 - 4/ 8 | 38% | 47% | 80% |
4/10- 4/15 | 37% | 42% | 87% |
4/17 - 4/22 | 29% | 38% | 74% |
4/24 - 4/29 | 67% | 92% | 73% |
4月平均 | 42% | 54% | 77% |
対現実的目標達成率 | 63% | 72% | 87% |
2018年累積 | 44% | 55% | 79% |
2017年平均 | 57% | 68% | 83% |
2016年平均 | 54% | 73% | 74% |
悪天候の1、2月の後、年度末、送別会シーズンでようやく復調気味だった3月から一転、4月はボロボロでした。
どのくらいダメかと言うと、豪雪で人の気配が静まり返っていた2月より、少しマシなくらい。特に春が来て3月上り調子の後の落ち込みなので、精神的にも…。
4月が奮わなかった理由は主に4点。
まず、第1週(実質3月最終週)は、土日をWarped Tour視察のため休んだことが大きく影響しています。
金曜日までであれば、対理想売上で61%、対現実的目標で87%と、年度末需要もあって、まずまずの数字でした。
特に、この土日は新潟でも天気は良かったようで、営業していれば、そこそこの数字が望めたと思いますが、いかんせん、相手はWarpedだ、後悔はない。
つうか、4月以降の来店者とお話していて、90年代ロックを聴いてたような人たちとか、みんな、Prophets of Rageの来日どころか存在すら知らなくて、中々、もにょりますね…。俺、別に当時、そんなにRage Against The Machineのファンでもなかったんですけど…。
東京では桜も終わりかけてた4月2週目、こちらでも一気に桜が咲いたものの、咲いた後は、再び冷え込んで、花見を予定していた8日の日曜日には雪まで降る始末。3週目も天候不順で肌寒い日が続いたせいか、伸び悩みました。
4週目は、市議選の選挙期間にあたり、選挙前は本寺小路に人が出ない、というジンクスもあり、まあ、単純に3週目ということもあって、伸びず。
選挙だと街に出にくい、とか関係ありますかね? いっそ選挙の論点を検証するイベントとかやればいいんですか? 面倒だから、やりませんけど。
5週目は、連休前半に重なったこともあって、ようやく復調して、4月を終えました。
4月不振の原因として最後の1点は、常連さんの来店頻度。
開店以来、週に複数回の来店いただく常連さんよりは、年3回くらいの普通のお客さんをメインにした経営を心掛けよう、とは思ってきたものの、実際には、ヘヴィユーザーの皆さんに支えていただいてきたのも現実です。
で、来店頻度でいうと過去1年のトップのお2人が、4月は、なぜかほとんどご来店いただけませんでした。
顧客別の売上分析は、個人情報の取扱いの面倒くささもあって追っていないんですが、ざっくり掴みで計算すると、お2人だけでも、対現実的目標で10ポイントくらい影響しているかもしれません。こういう、中々、人が来ない時期に、天候等に左右されづらい、いわばベースの売上も削れてしまうと、キツい部分はあります。
3月と4月とで、特に運営方針を替えた部分はないので、お二人とも、どちらかと言うと、こちらの問題ではなく、あちらの事情によるものと考えていて、対策の取りようもないと思いますが。
むしろ、今後より一層、常連の皆さんに頼らず、より広い層にどう訴求していくかを検討する必要があるかと考えているところです。
1つは、こういうイベントを企画することで、皆さんに話題にしていただき、気軽に足を運んでいただくことかな、とは思うんですが。
5月連休はまずまずの結果でしたが、1月以来の累積のマイナスを取り返す必要もあり、このイベントの成否を含め、引き続き注視していきたいと思います。