どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
BGM更新、今週はEとFです。バンド数が薄いゾーン…と思えば、そういえば、こんなんもあった、という2枚。
- Audioslave (US-Hard Rock) / Audioslave (2002) ← 3週目
- Chroma Key (US-Prog.Rock) / Dead Air for Radios (1998) ← 2週目
- Dead By April (Sweden-Alt.Metal) / Dead by April (2009) ← 2週目
- Emerson, Lake & Powell (UK-Prog.Rock) / Emerson, Lake & Powell (1986)
← Yes (UK-Prog.Rock) / Fragile (1972) - Flyleaf (US-Alt.Metal) / Flyleaf (2006)
← The Brian May Band(UK-Hard Rock) / Live At The Brixton Academy (1994)
Eは2016年3月にキース・エマーソン、12月にグレッグ・レイクを相次いで喪った、プログレの雄、エマーソン・レイク&パーマー…ではなくて、80年代にドラムにコージー・パウエルを迎えて結成された、エマーソン・レイク&パウエルの方。
コージー・パウエルは98年に自動車事故で亡くなっているので、トリオとは言え、メンバー全員物故者、ということに。というか、コージーの事故死後、コージー参加アルバムを買いあさってたときに入手した。
1960年代末から70年代前半に活躍した英国ハードロック、プログレ系の人たちは1940年代生まれが多いので(キース・エマーソン44年、グレッグ・レイク、コージー・パウエル47年)、そろそろ、そういうバンドも増えてくるんですかねぇ…。
なお、当初はAsiaなどの商業的成功を受けて、ELP再結成に動いたものの、そのAsiaに参加するカール・パーマーが渋ったため、同じPのドラマーでサイモン・フィリップスやイアン・ペイスも候補に挙がる中、キース・エマーソンと個人的に交流があったコージーになったようです。音楽的には、コージーだとハードロック過ぎると思うんですが…。
Fは、90年代後半のオルタナ、ラップ・メタル、インダストリアル、ニューメタルの流れを受けてLinkin Parkがキャッチーなクリーン・ヴォーカルでまとめ上げ、そこにEvanesenceが続いた、その次のバンド、といった感じで出てきた気がする女性ヴォーカルを要するオルタナティヴ・メタル、Flyleaf。
プロデューサーのハワード・ベンソンは、それこそ90年代後半以降だと、Less Than Jake、Zebrahead、P.O.D.、Skindred、Adema、Cold、Hoobastank、My Chemical Romance、Paparoach、The All-American Rejects…といった錚々たるメンツと一緒に仕事をしてきた人で、いや、まあ、どのバンドも時流に乗ったアダ花という印象もなくはないですが、このバンドももう少し売れても良かった感じはするんですけどね。
売れても良かった、と過去形で書きましたが、2012年にヴォーカルのレイシー脱退後、新しいヴォーカルを入れて活動を継続してきたものの、次のヴォーカルも2016年に脱退してしまっている模様。
テキサス出身で、キリスト教的な信仰を反映させた歌詞も特徴…ですが、まあ、日本人の場合は聞き流せば別に。