Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

2019年1月第1週のBGM(K,L,M,N,O)

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 最近BGMの更新以外、記事を書いていないと思いつつも、2019年1発めもBGMの更新からです。今週はどっちのジャケットもアレで、記事のサムネイルどっちにすればいいんだよ、という2枚。

 

  1. Kansas (US-Prog.Rock) / Somewhere to Elsewhere (2000) ← 3週目
  2. Living Things (US-Alt.Rock) / Ahead of the Lions (2006) ← 2週目
  3. Motley Crue (US-Hard Rock) / Saints of Los Angeles (2008) ← 2週目
  4. Nashville Pussy (US-Hard Rock) / Let Them Eat Pussy (1999)
     ← Imperial State Electric (Sweden-Hard Rock) / Anywhere Loud (2018)
  5. Ozzy Osbourne (UK/US-Hard Rock) / Diary of a Madman (1981)
     ← Journey (US-Hard Rock) / Frontiers (1983)

 

 

Nashville Pussy (US-Hard Rock) / Let Them Eat Pussy (1999)

 名前とは裏腹に別にテネシー州ナッシュヴィル出身ではないらしい、爆走ロックンロール4人組のデビュー作で、本作でグラミー賞にノミネート…ってのは当時の熱狂ぶりがうかがえますね。

 パンク方面からの事情はよく分かりませんが、2000年前後にはSpeedealer、The Datsuns、Hellacoptersとか、AC/DCMotorhead直系のシンプルなロックンロールをメタルの演奏技術でブーストしたバンドが、注目を集めていたように思います。パンク側では、ロカビリーやカントリーとパンクの融合ジャンルとして、サイコビリー、カウパンクといったジャンルがあるみたいですが、彼らの場合、もうちょいサザンロックやその源流であるブギーに近くて、一応、ハードロックの範疇に入るかな、と。

 ギター&ヴォーカルの冴えない風体のオッサンと、その妻の女性ギタリスト(ジャケット右)に、身長191cmの火を吹く女性ベーシスト(ジャケット左)、そしてドラム、という4人編成で、その後、ベースとドラムを何人か変えつつ現在も活動継続中。というか2018年に新譜も出てるようです。

 なお、当時、輸入盤はジャケットを店頭に並べられない、ということで、銀色のフィルムをかぶせた形で流通してました。同じジャケットの日本盤は隣に普通にジャケット丸出しで売ってましたけど。

 

Let Them Eat Pussy

Let Them Eat Pussy

 

 

Pleased To Eat You

Pleased To Eat You

 

 

Ozzy Osbourne (UK/US-Hard Rock) / Diary of a Madman (1981)

  Black Sabbathを脱退…というか追放されてアメリカを拠点にソロ活動を始めたオジー・オズボーンのソロ第2作で、ランディ・ローズ参加の最後の作品。

 リズム隊は1作目と同様、ベースにボブ・デイズリー、ドラムにリー・カースレイクの編成で録音されたものの、アルバム発売前にルディ・サーゾとトミー・アルドリッジにスイッチし、クレジットもメンバー写真も新しい4人のものとなっており、デイズリーとカースレイクの名前は作曲クレジットに残るのみ。

 さらに、この件でデイズリーとカースレイクと、1stも含めた印税の分配でモメて、激怒したオジー側が、2002年に当時のリズム隊であるロバート・トルヒージョ(現Metallica)とマイク・ボーディン(ex-Faith No More)により再録音を行い、現在流通しているアルバムは、1stともどもリズム・トラックを差し替えたものとなっており

 …と思ったら、そこから、さらにリリース30周年記念で、2011年に再びオリジナルに戻した「レガシー・エディション」、ボーナス・ディスクでライヴ音源を追加した「ライヴ・エディション」なんてのも出てるんですね。現在流通している2013年盤もオリジナル音源みたいです。

 自分が持ってるのは95年の差替え前のリマスター盤ですが。こうなると2002年盤もコレクターズ・アイテム的に持っといてもよさそうな…。

 

 オジーは、3月に日本初開催となるDownload Japanのヘッドライナーで来日予定…つっても、過去のOzzFestでもマトモにステージングできてないからなぁ…。

 

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン

 

 

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン ライヴ・エディション

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン ライヴ・エディション

 

 

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン レガシー・エディション

ダイアリー・オブ・ア・マッドマン レガシー・エディション