Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

ヒマなので映画を見ている(9)「シェフ」

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 9月3日(金)~16日(木)まで新潟県から時短要請が出され、当店も午後7時ラストオーダーで閉店するので、夜、仕事が終わった後、ヒマじゃん。

 てことで、今まで見ようと思って見てなかった映画をマトメ見する。

 

 タイトル通りの料理映画、「シェフ」。元々インディー映画出身ながら、「アイアンマン」などの大作の監督として知られる、ジョン・ファヴローが監督・脚本・主演を務め、大作から離れてシンプルな映画を志向したもの。「アイアンマン」つながりなのか、ロバート・ダウニーJr.もちょこっと出演。

 

 

 

 【あらすじ】

 10年前、天才料理人と期待されたカールは、ロサンゼルスのレストランで雇われシェフとして、オーナーに言われるがまま、5年間変わり映えのしないマンネリ化した料理を作り続けている。料理ブロガーに酷評されたことから、SNS上でバトルとなり、仕事も名誉も失ったカール…。

 

 

 金のために自分の創造性や才能を殺して仕事をするのか(お前はローリング・ストーンズのコンサートに行って「サティスファクション」をやらなかったらどう思う? それで満足か?)、自分の信念に従って仕事をするのか、というのは、どういう仕事であれ、ついて回る普遍的なテーマで、それこそ、ジョン・ファヴロー自体が「アイアンマン」でそういう仕事をしていたことを思い起こさせる。

 なお、ファヴロー自身は、批評家からのその比較を否定しているらしい。

 

 そこに、壊れた家族の復活と、ロードムービー的な要素を取り入れて、よくマトメた映画だと思う。驚きはないけど、安心して見ていられて、期待を裏切らない。

 まあ、序盤で出てきたダスティン・ホフマンスカーレット・ヨハンソンは、有名人のゲスト出演的な立ち位置だったのか、終盤で回収されないのか、というのは気になった。

 

 

 今後見る映画候補:

 ・セルジオ・レオーネワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

 ・ダニー・ボイルスラムドッグ・ミリオネア

 ・ザック・スナイダー「エンジェル・ウォーズ」

 ・ギジェルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター

 ・フランチェスコ・ファラスキ「トスカーナの幸せレシピ」

 ・デヴィッド・ヴェンド「帰ってきたヒトラー

 ・クロエ・ジャオ「ノマドランド」

 

 ネトフリで見れる映画はだいたい見終わったかなー、と思ったら、ネトフリ、テレビシリーズもあるのか。「バットマン」前日譚、「ゴッサム」が5シーズン全100話…。きっつ…。

 

 

 

 とりあえず16(木)で時短終了ですけど、そうそう24時まで営業になるとも思えないので、まだ、他にもコレ見とけという作品などありましたら、ご推薦ください。

 過去に見てた映画の傾向などは、こちらの記事で。

beerhousecubed.hatenablog.com