Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

ブログ更新の方針…

f:id:bh3master:20220101104212p:plain


 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 表題の、このブログを更新していく方針について。いやー、開業当初から比べると、まったく書かなくなったんですよね。PC版だと右側に過去記事の本数が出るんですけど

 

 ▶ 2021 (41)
 ▶ 2020 (27)
 ▶ 2019 (37)
 ▶ 2018 (85)
 ▶ 2017 (118)
 ▶ 2016 (173)

 

ですからね。

 しかも、2021年に更新が少し増えたのは、9月に新潟県内にも時短要請が出て2週間ヒマになったので毎日ネトフリで映画を見て、その感想を書いていただけ、という。

 なので、それを抜くと、2020年に続き、月2回くらいの更新です。

 

 で、更新をしてないと当然、ビュー数も伸びず(ブログの場合、過去のアーカイブへの検索流入はありますが)、当初1日100くらい月3,000くらいあったPVは今、1日30、月1,000くらいです。

 はてなブログは、有料版に切り替えると広告位置を自分で指定可能で、その広告収入を自分のものにできるのですが、このPV数だと有料版の月会費もペイするかどうかで、副業どころではない。

 

 

 と言う訳で、少しは真面目に更新頻度を上げる方法を考えるか、という。

 

 ネタ自体はない訳じゃないんですけど、逆に自分の場合、守備範囲が広すぎて何にしぼるか、という。

 

1 ビール

 まあ、ビール屋なので、本来はコレを書けよ、という話です。

 ただ、自分で作ってる訳じゃないのでねー。

 一応、別の話でも書きますが、自分の強みとして、歴史と科学技術、それに絡んで経済史とか企業経営にも強い興味があるので、ビールの飲み方ガイドみたいな本を読んでると、「それはないだろー」という俗説とかも気付くんですけども、いかんせん、本当のところはどうか、となると自分で作ってないので説得力がない。書き方次第な気もしますけど。

 

 飲んだビールを紹介していくタイプだと、酒販店さんや東京で色々買えるマニアの人と比べると、飲める=ウチで取り扱える種類は限られるんですよねー。まあ、マニアではあるから、店での取り扱いを別にして、ただ飲んで紹介するだけなら、新潟にいてもネットで色々と買えはしますけど。

 むしろ、ツイッターとかでバズってるビール紹介の人を見ると、けなさない、優しい人が多いなあ、という印象を受けるんですが、自分の場合、あんまピンとこなかったビールを紹介するのは得意じゃないんですよねえ。まあ、そういうビールはなかったことにしてスルーすればいいのか。

 

2 歴史(郷土史、産業史)

 他にやってる人がいない、という意味では書く意義はあると思うし、何気に過去記事への検索流入とかもワリとあるジャンルなんですよね。

 ただ、歴史については専門家ではないので、既存書籍(市史等)を読んで紹介するレベルなので、読んでマトメて作業時間がかかるわりに、多分、10回くらいのシリーズを終えたら、書くネタがなくなりそう。

 あと、三条の歴史だけだと、読者が広がらない、という点で書くモチベーションを維持できるかどうか。

 

 まあ、金属加工史とかビールの歴史でもいいですけど。

 

3 工業技術(金属加工)

 機械工学科出身で元・市役所産業振興担当としては、まあ、金属加工についても技術、歴史、経営にわたって、一通りの話ができるんですけども、これも真面目に書こうと思うと、結構、準備に労力がかかるわりに、どこまで需要があるのか、という。

 なお、細かい部分については、ビールと同様、自分で作ってる訳ではない、科学的な正確さを求めるなら実験したい、とか思う部分もあります。

 

 あと、まあ、大学院を出て20年経って、自動車業界にいたこともないのに、いまだに電気自動車とかをめぐる世論を見てると、世の中の人は技術を知らなすぎるので(自分が大学時代に聞いた話ですら世間に浸透していないので)、その辺の話も書けなくはないけど、そういうのは自動車業界にアクセスできるライターさんが取材して書けばいいと思うのですよね*1

 

4 企業経営、ブランド構築

 うちの店の特性として、規模の大小はあれ、事業経営者のお客さんは多くて店での世間話として企業経営の話はよくするし、機械設計と同じ「仕組みづくり」として経営を考えるってのは好きだけども、現状、人を雇ってる訳でもないし、必ずしもウチの店が成功している、という訳でもないので説得力があんまりなー、と。

 

 あと経営って点では、まちづくりとか地方政治とかも書けなくはないですけども(普通の人より知識はありますけども)、あんま進んで書きたいと思うテーマがない。

 

5 書籍紹介

 上記1~4に関連する書籍を中心に読んだ本の紹介。

 これは今までも結構、やってるんですけども、逆に、これがコンスタントにできるなら、とっくにやっている、という。そんなに多読・速読ではない上に(精読したい)、後で記事を書こうと思うと、ますます本を読む速度が遅くなるのですよね。まとまった時間が取れず、途中で放置してる本も多数。

 

 まあ、読書に限らず、多分、ブログ更新を継続する最大のボトルネックが、コンスタントなアウトプットから逆算して、拙速でも入力をどうサバいていくか、なんだと思うんですけれども。

 

6 音楽紹介

 東京に住んでた学生時代は、最も効率よく新しいバンドを発掘するメディアは、レコード店だったんですよね。渋谷と新宿のタワレコHMVレコファン、ユニオンとかは週1以上で用もないのに立ち寄ってたので。

 それが新潟に帰ってきて、リアルな店舗がなくなり、代わってフェスが新しいバンドを発見するメディアとして、自分にとっては重要な存在だったんですが、パンデミックで、それもなくなり。

 学生時代、アルバム年間100枚くらい買ってましたけど、2021年は新譜が30枚くらいと、あと何枚かの旧譜ですよ。

 

 難しいのは音楽は自分が興味のあるテーマの中でも、最もうちの店のリアルな来店者にはつなげにくい(たまに来ていただくけど)ので、誰向けに書くか、と、例によって世間では絶賛されてるけど絶賛するほどかー?と思ったときの書き方。

 

7 映画紹介

 東京にいた96年から01年までは、それこそ劇場だけで年100本近く見てたんですけども、新潟のシネコンで見れる映画には限界があり、今、住んでる部屋が日中は完全な暗闇にならないので、家で見るなら映画は夜しか見たくないんですよね。

 で、そうすると時短要請中は毎日見ていた、というのの裏返しで普段、営業をした後、寝る前しか見る時間がないと中々、集中力を持って見れない…。

 

 その他、誰向けに書くか、リアルな店舗への効果、趣味に合わなかった場合の書き方などは同様。

 

 

 なお、投稿プラットフォームを、はてなブログ以外のものに切り替える、テーマによって使い分ける、というのも思案中です。SNSの活用方針含めて。

 

*1:技術とか経営とかって視点を持ってるライターさんは少ないなあ、という感想を持つこともあります。自動車会社のプレスリリースと変わらんじゃん、という