どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
1月21日から始まった、まん延防止措置に基づく営業自粛要請が一応、3月6日(日)で終わることになっています。感染者数は1月21日以降、減った、とはとても言い難い状況ですが。
東京周辺、大阪周辺などは措置延長を政府に求めるようですが、2月28日時点で、新潟県の動向を確認できていません。
グラフの解説は後に回すとして、もし延長になった場合の対応です。
まん延防止措置に基づく要請
そもそも要請の内容が、飲食店当事者以外にあまり伝わっていないようなのですが、措置期間中の県からの要請は、以下のとおりとなっています。
(非認証店)
・午後8時まで営業、酒の提供自粛
(認証店)
以下、いずれかを選択
・非認証店と同じ
・午後9時まで営業、酒は午後8時まで提供
なお、要請に応じた場合の協力金は、酒を提供しない場合、1日3万円、酒を提供した場合、1日2万5千円となっています。
で、当店は「認証店ではない」ため選択の余地なく、酒の提供ができません。ビール屋なのに。なので、1月以来、休業しているところです。
別に日額5千円の協力金のために提供自粛を選んでいる訳ではありません。
7日以降、延長の場合
当店の選択肢は次のとおりです。
1) 認証を取り、酒を提供し、9時まで営業
2) 認証を取らず、酒を提供せず、8時まで営業
3) 認証を取らず、休業(継続)
一応、今回は(1)で営業しようかなあ、と思っております。決めてませんが。
最大のネックは認証を取るに当たって、カウンター席の場合、パーティションで区切るか、席の間隔を1m以上空けることのいずれかが必要になります。
まあ、感染対策として、どっちも意味ないだろ、と思ってるので、今まで認証を取ってない訳ですが。そのグチを始めると長くなるので、それは置いておいて。
正確に測っていませんが1m間隔を空けると当店、現在の12席から、4ないし5席となります。
なので、3人以上での団体でのご来店はお断りします。1人ないし2人で、よろしくお願いします。
6日で期間終了の場合
通常営業です。席数も変えません。
通常、と言っても、そう簡単に客足が戻ってくるとも思っていないので、措置前と同様、夜9時以降の営業は様子を見ながらになります。
もしも遅い時間の来店を予定している場合は、SNS等でメッセください。
ただし、「これから行きます」、「まだやってますか」的なタイミングだと、見落とす可能性が高いので、できれば前日くらいに何となくご連絡いただけると助かります。
新潟県の感染者動向
はっきり言って全然、減ってないでしょ、と思っております。
とは言え、措置を行い飲食店を1か月半閉め続けても減らない、感染の中心が10代以下の子ども、という点から、飲食店の営業、酒の提供について自粛要請を続けることに意味があるのか、はなはだ疑問です。
最近の子どもは酒を飲むんですか? 治安が悪いですね?
なお、上の図に戻ると、感染者数の後ろ向き7日平均の推移です。青が新潟、グレーが全国の100分の1。
7日で平均を取る理由は、曜日により病院や検査機関の稼働率が異なり、1週間の中の凹凸が大きいので、これを均しています。
本当は新潟と全国で、人口10万人あたりの感染者で比較すべきでしょうが、たまたま全国の感染者数を100で割ってみたら、1月21日くらいまでのカーブが驚くほど重なったので、強引に比較しています。
ちなみに全国は1億2千万人(100で割ると120万人)、新潟は220万人くらいなので、人口あたりの比較では、新潟は全国の半分くらいの感染者数です。まあ、人口密度が高い大都市ほど感染しやすいので。
この比較を行った目的は、まん延防止措置に入った1月21日以降、新潟は一瞬、感染者数が減り始めて、さっそくピークアウトか? と思ったら、その後、上下を繰り返して中々、減らないので、「これは感染者の追跡体制が限界を迎えて、正確な感染者数を捕捉できていないのでは?」という疑問から、全国の推移を見てみようと思ったものです。
結果的には、新潟は横ばいが続いている、のではなく、追跡機能の限界を超えてしまった、見えていないピークがあり、これからやっと落ち着きが見えてくるのか、という印象を持っています。
もちろん、偶然、1月上旬のカーブが重なった、というだけのグラフなので、ピークや下がり方も全国と一緒に下がっていく、という保証はどこにもないのですが。