どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
こないだ見かけたアマゾン創業者、ジェフ・ベゾスの人生に対する向き合い方が中々、ヤバい。
ただ、個人的には、この生き方が万人に当てはまるかって言うと、そうでもないような気がする。というか、世の中の大半の人にとっては、平穏無事な人生を選んだ方が幸せになれる確率が高い気がする。
ジェフ・ベゾスの言葉で言えば、「安らぎと快適の人生」を。
一方で、世の中には、こういう生き方しかできない人もいるだろう。こういう生き方をすべきなのに世の中の大半の趨勢に圧されて平穏を求めてしまい、結果、満足できない人もいるだろう。
あるいは、こういう生き方を求めた結果、挫折し、社会的には落伍者と思われている人もいるだろう。
それでも、おそらく、一部にはジェフ・ベゾスのような生き方を選ぶ人もいる。
その辺の話は、また詳しく書くかもしれませんが、とりあえず前提として置いた上で、紹介しておきたい。
中でも取り分け引き付けられるのが、アマゾン創業時、上司にアイディアを相談したときのエピソード。
「(略)最善の方法は、私の人生を80歳に向けて眺めてみることだ」(略)
「後悔を最小にすることにしたんだ。後悔をカタログのように集めたくはないからね」という結論に達したのだ。間違ってしまったことに対して深い後悔を感じるかもしれないが、誰かを好きになって告白しなかったというような「行かなかった道」から生じる後悔の方がより深い。
なので、会社を去ってAmazonを始めるべきだということは「結局あまり考えるまでもなく明らかなことだったんだ。もし失敗したとしても、80歳になったときには、挑戦したことをとても誇りに思うだろうからね」と語った。
また、自分を形作っているものについて、
「私たちはみな、自分自身の物語を選ばなければならない。私たちを形作るものは、自分のした選択の結果であって、生まれ持った才能ではないということだね。私たちにできることは自分の選択を誇りに思うことだけだよ」とジェフは語る。「安らぎと快適」の人生を選ぶこともできるし、「奉仕と冒険」の人生を選ぶこともできる。でも80歳になったときに、より誇らしく思えるのは後者だろう。
その他、幼少期に祖父と農場で過ごし、問題を解決していく方法を身に着けたことや、ワークライフバランス、発明家であることなど、いくつか興味深い発言がありましたので、お時間ありましたら本編を。
対談全体の書き起こしは海外サイトにも今のところ挙がってないようですが。
ジェフ・ベゾスと言えば、この本も買ってあって、まだ読んでません。