Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

Making Enemies is Good

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。

 

 下の名前は「やすふみ」と言います。「やす」は、安泰、泰平の「泰」、平和、平穏、peacefulを意味し、「ふみ」は「文」、文字、文章という意味に加え、武官・文官、武断派・文治派の「文」です。

 

 争いごとは嫌いです。

 

   さて、先月、三条市内にオープンした「ステージえんがわ」。

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sanjoy-machinaka.jp

 

 いけのが前職でどこまでの仕事を担当したのかを知ってか知らずか、オープン前からオープン後まで、ご丁寧にいけのに向かって、ご意見をくださる方が、ちらほらいらっしゃいます。

  で、オープン直後に、エヴェレット・ロジャースとかジェフリー・ムーアを引用しつつ、反論する記事を書きかけたのですが、イマイチまとまりのない文章になったので、しばらく塩漬けにしてたら、改めて火の手が広がっているそうで。

 

キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

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 中川政七商店さんとタダフサさんの事業の時も、工場の祭典のときも、わざわざ、ご心配して、いけのにご意見を下さる方や、噂話を教えてくださる方がいらっしゃいました。

 ありがたい話であります。

 

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開け、工場! 工場の祭典 - Factory Festival

 

 

 「えんがわ」に関しましては、いけのは1年前に担当を外され、その直後に市役所も退職しているので、あの施設・事業を代弁する立場にはないですし、関係者の皆さんがどう受け止めておられるかも、存じ上げませんが、まあ、一般論として一言。

 ご批判の個別の論点について、いけのが当時の担当者としてどう考えたか、今、考えているかは、とりあえず置いて、批判がある、という現状についての一般論としての客観的見解は、次の通り。

 

 

 批判される、ということは、注目されている、ということなので、無視されるよりは、はるかに良いのではないでしょうか。

 後は、その批判が的を射たものならば真摯に受け止め改善すべきだし、見当外れのことなら無視して進めばよい。まあ、誤解が広がらないようなケアは必要かもしれないけれど。

 的外れな批判を真摯に受け止めていたら鬱病になってしまうし、正当な意見にも耳を貸さずに自分たちこそが正義だと開き直れば現実を見失ってしまうので、そこら辺のバランス感覚が肝要かと思われます。

 

 

 個別のご意見に対して正誤を検証し、誤謬に反論することは、とりあえず、今日は差し控えます。前回、書きかけて塩漬けの素材などあるので、そのうち書くかもしれませんが。

 

 ちなみに、当時の担当者として、あの施設に持たせたかった機能の1つであり、今、うちの店でやろうとしていることの重要な側面の1つは、人が集まってきて、「情報」が集まり、蓄積され、交換され、情報の内容が改善される、という意味では、どちらも「メディア」(媒体)ではあるのですよね。

 ああ、マクルーハンとか、そのうち、ちゃんと読まなくちゃですよね。担当の当時、ネットで概略を読み、「グーテンベルク~」も県立図書館で途中までは読んだんですが。

グーテンベルクの銀河系―活字人間の形成

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 なお、本記事のタイトルは、スウェーデンの爆走ロックンローラー、Backyard Babiesの2001年発表3作目のタイトルにして、同作収録曲「Brand New Hate」の歌詞の一部であります。


Backyard Babies - Brand New Hate

 

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