どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
またしても2週分マトメて更新、2018年最後のBGMです。
- Imperial State Electric (Sweden-Hard Rock) / Anywhere Loud (2018) ← 3週目
- Journey (US-Hard Rock) / Frontiers (1983)
← Erra (US-Prog.Metalcore) / Neon (2018) - Kansas (US-Prog.Rock) / Somewhere to Elsewhere (2000)
← For The Fallen Dreams (US-Metalcore) / Six (2018) - Living Things (US-Alt.Rock) / Ahead of the Lions (2006)
← Greta Van Fleet (US-Hard Rock) / Anthem of the Peaceful Army (2018) - Motley Crue (US-Hard Rock) / Saints of Los Angeles (2008)
← Halestorm (US-Hard Rock) / The Strange Case of... (2012)
- Journey (US-Hard Rock) / Frontiers (1983)
- Kansas (US-Prog.Rock) / Somewhere to Elsewhere (2000)
- Living Things (US-Alt.Rock) / Ahead of the Lions (2006)
- Motley Crue (US-Hard Rock) / Saints of Los Angeles (2008)
Journey (US-Hard Rock) / Frontiers (1983)
世の中でQueenの映画「ボヘミアン・ラプソディ」が流行ってますね、ということで、個人的には、そこからのつながりで、Journeyの「Frontiers」です。
全然、つながらないと思いますが。
専任ヴォーカル、スティーヴ・ペリーに加え、鍵盤奏者をジョナサン・ケインに代えて、バンド最大のヒット作7th「Escape」と続く、本作8th「Frontiers」でプロデュースを担当したのがイギリス人のマイク・ストーン。
マイク・ストーンは元々、アビィ・ロード・スタジオでエンジニアとしてキャリアを開始し、その後、ロイ・トーマス・ベイカーの下でQueenのレコーディングにも参加。「A Night At The Opera」を最後にベイカーがQueenと離れた後、バンドによるセルフ・プロデュースとなった「A Day at the Races」にも参加し、続く「News of the World」ではバンドと共同プロデュースを務めています。
ちなみに、「~Opera」の後、イギリスからアメリカに渡ったベイカーがプロデュースしたバンドの1つが、Journeyで、ペリー参加後初となる4th「Infinity」と5th「Evolution」を担当しています。
Journeyとしては分厚いコーラス・ワークが欲しかったってことなんでしょうか。リアルタイム世代ではないので、どういう理由での起用だったのか、当時の事情がよく分りません。
Kansas (US-Prog.Rock) / Somewhere to Elsewhere (2000)
Journeyがプログレからスタートしてポップな方向に舵を切って成功したのに対し、ポップなアメリカン・プログレのまま道を進む、Kansasのアルバム。
何しろ20年も前の話なんで記憶が曖昧ですが確か、前に1度使った気がする1998年のオーケストラ・アレンジ・アルバム、「Always Never The Same」を受けて、オーケストラ帯同ツアーをする中で、復帰していたヴァイオリンのロビー・スタインハートに加えて、オリジナル・ギタリストのケリー・リヴグレンがゲスト参加、そのまま意気投合して、リヴグレンとベーシストのデイヴ・ホープも復帰してレコーディングされたアルバム。
確かこの後のツアーにも参加した気がしますが、その後、結局、自分のキャリアを追求するためにリヴグレンは脱退。
リヴグレンが全ての楽曲を手掛けており、 当たり前ですが、70年代の「Leftoverture」や「Point of Know Return」を思わせる内容となっております。
Living Things (US-Alt.Rock) / Ahead of the Lions (2006)
Lなので、Greta Van FleetからのLed Zeppelinも考えましたが、セントルイス出身でLAを拠点に活動する、リリアン、イヴ、ボシュのベルリン3兄弟と幼馴染のコリー・ベッカーによるバンドの2ndフル。
オルタナ通過後にガレージ・ロックや、オリジナル・パンクの衝動性を再注入しつつ、レーベルがJive / Zombaということで、それなりにポップセンスもある感じ。
2009年にもアルバムを出した後、2011年頃からバンドとしての活動は停止しており、現在は、中心人物のリリアン・ベルリンが本名のローレンス・ロスマン名義で活動するのに他のメンバーも協力しているようです。
Motley Crue (US-Hard Rock) / Saints of Los Angeles (2008)
これまた「ボヘミアン・ラプソディ」つながりで、3月にはいよいよMotley Crueの伝記「The Dirt」の映画化が公開されるぞ(Netflix独占だけど)、ということで、Motley Crue最後のアルバム。
伝記本「The Dirt」は出版当時から映画化の話があったもので、本作もイントロに続く2曲目のタイトル「Face Down in the Dirt」が示すとおり、「The Dirt」のサントラ的な内容…らしいです、「The Dirt」未読ですが。
ちなみに3月の映画公開に向けてMotley Crue名義の新曲もいくつか用意しているようです。
このアルバムは、ほとんどの楽曲を、ニッキー・シックスと、ニッキーの伝記本「ヘロイン・ダイアリーズ」のサントラとしてスタートしたSixx: A.M.のジェイムズ・マイケル、DJアシュバが手掛けており、そこに曲によって、マーティ・フレデリクセンやミック・マーズのインプットもある、という構成。レコーディング、プロデュースもジェイムズを中心に、ニッキーとアシュバの3人で担当。
…というわけで個人的には、Sixx: A.M.も再起動するようなので、そちらの活動も楽しみです。
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