鋭い知性って、若さと同義語だって感じがするんですよね。なので昔から年をとっても賢くいられるんだろうかって不安があるんですけども、最近、いよいよ、それがぼんやりとした疑問から、リアルな不安になりつつあります。
人よりも幅広い知識にを持ち、それらを分析し、統合し、即座に考えをまとめて提供できる能力を持っていたとして、それを終生、保ち続けることができるのだろうか、と。能力が衰えているのに若い人たちに偉ぶるだけの老害になっていないか、と。
4月から昼職との兼職を始めたことで、色々な人と再会する機会が増えました。前の仕事をヤメた後もしばらくは店に顔を出していただいてたような人たちでも、パンデミックを経て、お会いする機会がなかったりしたので。
特に、個人的にリスペクトする二人のパイセンがすげえなあ、と思わされました。お二人にそれぞれお会いして早々、「お元気そうですね」と声を掛けると、
ある人は、
「元気"そう"! "そう"なだけ。そう見えるだけで、全然ダメ」
と答え、
もう一人は、
「いや、元気そうじゃなくてさ。元気そのものなんだ」
と答えました。
前々から頭の回転早い人たちだとは思っていたけれども、相変わらず切れ味鋭いね。この当意即妙ぶりが伝わってなければ、それは私の筆力のせい。
避けがたい疾病とかもあるのでしょうけど、どうやら知性という刃は錆びないように研ぎ澄まし続ければ鋭敏さを保てるようです。
なお、先輩Bはその後、小一時間話し込んでいかれて、深い見識からくるご意見を賜りましたが、先輩Aはまだ寒さが残る時期に外で会ったので挨拶だけして別れたので、何らか機会があれば、またご意見うかがいたいところです。
ちなみに、ChatGPT先生によると、年老いても知性の鋭さを保つために必要な習慣は、以下のとおり。
生涯学習:
学び続けることは、脳を活動的で関与させ続けるために不可欠です。公式の講義、読書、新しい体験に取り組むことなど、学びは常に脳に刺激を与えます。
社会的交流:
他人との交流は孤独を防ぎ、同時に精神的プロセスを刺激します。この記事の高齢者たちは、活発な社交生活を維持しており、それが彼らの精神の敏捷さに寄与していることは間違いありません。
健康的な生活:
定期的な身体活動、バランスの取れた食事、適切な睡眠は、認知健康の基盤です。これらの要素は、身体的健康だけでなく、精神的鋭敏さの維持にも役立ちます。
精神的な挑戦:
パズル、ゲーム、戦略的思考のエクササイズなど、脳を刺激する活動に取り組むことが精神的な鋭敏さを維持するのに役立ちます。
反省的実践:
経験や学びについて定期的に時間を取って反省することは、知恵を深め、より深い理解に貢献します。これにより、より豊かでニュアンスに富んだ視点が提供されます。
…まあ、ちょっと教科書的に、役所用語で言うと「総花的」に話題を網羅している感じはありますけども、何らか鋭さを失わずに、若い皆さんから尊敬される年寄りになっていきたいものです。
アイキャッチはChatGPT+Dall-E先生によるイケオジの図。