Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

2025年4月からの営業時間について


 新潟県三条市の旧市街、本寺小路でビール屋やってるいけのです。どうも。

 

 2025年4月から営業時間は以下のとおりとなります。

 

 ・月曜 定休日

 ・火曜~木曜 午後6時開店 午後10時閉店(9時半注文終了)

 ・金曜~日曜 午後4時開店 午後10時閉店

  ※4~9月の助っ人対応可能な日のみ。助っ人不在の場合は平日と同様

 

 つまり週末の助っ人営業の開店時間が1時間遅くなります。

 

 なお、この他に月イチ程度で日曜に昼12時から営業予定です。

 

 詳細は毎月、営業カレンダーを更新予定ですので、ご確認ください。

 

 以下、過去の経緯と詳細。

 

1 創業当初

 2016年の開店以来、平日土日問わず

 

 ・午後3時開店 深夜12時閉店

 

で、営業していました。

 開店時間が早いのは(早かったのは)、ビールは明るいうちから飲むべきだ、と考えているからです。

 明るいうちから飲んでほしいので閉店時間は午後10時としたいところでしたが、本寺小路という立地を考えると2次会、3次会で来る人も多そうなので、とりあえず12時閉店としていました。

 

2 パンデミック

 その後、2020年にパンデミックがあり、緊急事態宣言などで夜8時以降の酒類の提供が自粛を求められた時期もありしましたが、最大の問題は、タクシー、代行の台数不足により、2次会、3次会に出るのをためらい、夜10時を過ぎると、街から人が消えてしまう、という問題でした。

 そこでパンデミック後の営業時間は、平日土日問わず

 

 ・午後3時開店 午後10時閉店

 

としてきました。

 

3 2024年から昼夜兼業

 そして、1年前、2024年4月から日中に別の仕事をお手伝いすることになり、午後5時15分まで拘束され、また引き続き夜遅い時間の人が少ないことと、翌日朝8時半までに出勤する必要があるため、営業時間を次のとおりとしました。

 

 ・午後6時開店 午後10時閉店

 

 開店時間は、実際には、昼の仕事から徒歩10分もかからずに店まで出てきて、前日中に開店準備は終えているので、だいたい毎日、午後5時半には開店できています。

 ただし、食材の買い出しに行ったり、金融機関を回ったりして午後5時半開店を完全に約束できる訳ではないので、午後6時開店としています。

 なお、この1年間で午後6時開店に遅れたことは1度もありません。

 

4 週末助っ人営業

 この1年間は助っ人を1人しか確保できず、金土日のみとなっていますが、助っ人対応が出来る日に限っては、引き続き午後3時開店でやってきました。

 助っ人が十分、確保できるようであれば、平日の対応は今後も考えたいところです。

 また、金土日も毎日ではなく、助っ人が1人であるため、助っ人の本業のイベント出店等により、対応できない場合は、午後6時開店となっていました。

 

4.1 夏

 さて、1年の助っ人営業を振り返ると、7~9月の夏季は多くの方にご利用いただいて、明るいうちから開ける意味があったのかな、という数字です。

 厳密に飲食店経営の利益構造を考えると(いわゆるFL比率など)、夏季ですら赤字ではあるのですが、家賃などの固定費は開けても閉めていても変わらない上に、ビールの場合、賞味期限も短く、飲まれずに棄ててしまったり、劣化した状態で提供することを考えると、多少、コストを掛けても開ける価値がある、という判断です。広告宣伝費や社会還元的な意味合いも含め。

 

4.2 秋冬

 10月は穏やかな気候でご利用いただけそうなものですが、イベントシーズンでもあり、去年は助っ人がほとんど対応できなかったため、助っ人対応時間帯の売上としては1年で最低となっています。今年については、9月までの動向を見て判断したいと思います。

 11月から3月までは、昼が短い時季だからこそ、早くから開ける意味があると期待したところでしたが、そもそも店全体の売上で考えても、本寺小路に人が出ない時期であることに加え、寒さでビールの気分になりづらいのか例年、大変、厳しい時季です。それに比例する形で、厳しい実績となりました。

 

 去年4月の体制変更から半年が経ち、毎日午後3時からやってる訳ではない、開けていても店に店主はいない、ということが周知されてきた結果もあるのかもしれません。

 

 今年は10月から3月までは早い時間帯の営業は実施しない予定です。それも夏の間の営業状況次第の面はありますが。

 

4.3 春

 去年4~6月の営業も純粋な利益でみれば赤字でした。が、夏と同様、広告宣伝費、社会還元的な意味を考えれば、ギリギリ許容できる範囲かなと考えています。

 特に、4月で一旦、3時開店をヤメます、と言って、7月に再開したときに、告知がいきわたる時間差を考えると、中断せずに続けた方がいいのかな、という判断です。

 なので、来年はどうせ冬季の中断を挟むので、実施について慎重に考えたいところです。今年の実績次第といったところです。

 

 

 早い時間帯の営業を実施する季節の区切りとしては4~9月ではなく、春分から秋分、とかでもよかったのですが。まあ、前述のとおり、今年の終了時期は皆さんの利用状況次第で。

 

 あるいはビール屋的には、聖ゲオルギウスの日(4/23)から聖ミカエルの日(9/29)まで、とか。

 Wikipedia日本語版には夏冬の定義がなかったので、英語版で読んでね。ドイツ語は俺も読めません。

en.wikipedia.org

 

4.4 助っ人営業時間

 なお、助っ人営業の時間は、今年は午後3時からとしていましたが、午後4時開店に変更となります。

 

 利用実績を見ると、大半の方が週末の飲み会スタート午後6時の少し前、午後5時前後に来店していて、3時から開けていても、利用される方がほとんどいないからです。

 また、ご利用いただいている皆さんにはご存じのとおり、現在の助っ人は自分の店のランチとディナーの間のアイドルタイムに、うちの店に出て来ていて、午後3時に開店しようとすると、ランチ終わりなどが中々、大変そうというのもあります。

 

 この辺りは、追加の助っ人の確保や、皆さんのご利用状況により柔軟に対応していきたいと思います。

 

 

 4月の営業カレンダーについては近日中に更新予定です。

 

 ヘッダー画像は、春の穏やかな西日の中でビールを飲むお姉さん、をChatGPT先生に描かせたものとなっております。グラスの形とかまあ色々と思うところはある。