無料の写真: コンサート, ライブ, ステージ, バンド, 金属帯, 金属 - Pixabayの無料画像 - 1748102*1
どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
日常生活では、ゴッセンバーグ・スタイルのメロディック・デスメタルを中心に聴いていますが、店内では日和って、もうちょいキャッチーなBGMのみ採用しております。
で、先日、ご紹介したカリフォルニア州サンディエゴのストーン・ブルーイングさんのヘヴィメタル・インスパイアド・シリーズ、第2弾「Dayslayer」。
このリリースに合わせて、逆に、このビールにインスパイアされた楽曲リストってのを、ストーンがSpotifyで公開してました。
前回の「Megawheat」のもありました。
Spotifyのプレイリストは原則1バンド1曲って縛りがあるようで、Dayslayerでは、25バンド26曲を紹介(なぜかMegadethだけ2曲/Megadethは前回だろ)。
1曲めから、Amon Amarth*2とか、アメリカ人なのにヤベぇなとか思いつつリスト見てたんですが、まあ、やっぱり結構アメリカ人ぽい、というか。
中盤の、Salyer → Motorhead (わかる) → Rammstein (まあ、わかる) → Sleep (マジで?) → Melvins (なんで?)とか、ちょっと想像つかないです。テーマ、Slayerっすよね? ラガーっすよね?
つうか、26バンド中9バンドがバンド名すら聞いたこともなく、さらに、そのSleep、Melvinsに加えて、最後のElectric WizardとThe Swordの4バンドは知ってるけど音源は持ってない(4バンドともドゥーム/ストーナー/スラッジ系?)。
そして、この4バンドに加えて、Mastodon、High on Fireとかも含めて、ドゥーム/ストーナー/スラッジ系が多い印象、なので、知らない9バンドもそっち系なのかなぁ、とか思ったり。リスト全体は通して聴いてないですけど。
Slayerインスパイアドなのに、ドゥーム/ストーナー/スラッジに行くってことは、Slayerは「ファスト」と言うより、「ヘヴィ」なバンドとして認識されてるんですかね。
Slayerの代表曲は「Chemical Warfare」と思ってる人間には、意外でした。
SLAYER - Chemical Warfare (live 1985)
みんな若い…髪の長いケリーさん…。
いや、まあ、スラッシュメタルの中でも、オリジナル・ハードコア勢を熱心に聴いてたり、あるいはリック・ルービンつながりで、いち早くヒップホップにも関心を示してた、つまりメタル以外の影響も熱心に受け入れたのがSlayer(というかハンネマン)って評価もあるようだし、確かにSlayerってのは特にMegadeth、Metallicaあたりと比べると正統派メタルの色は一番薄いかなって気はしますが。
とりあえず、ドゥーム/ストーナー/スラッジ系は、英米では一定のマーケットがあるようだとは常々思ってるんですが、それに比べて、〇〇が違法な日本ではキツイですよね、とか思う次第*3。
特にストーンの場合は、醸造所にストーンってつけるくらいの人たちなので、ビールだけでなく、そっちのストーンも好きな人たちなのかも、とか思ってみたり。いや、知りませんけど。
一方、前回の「Megawheat」編では、27バンド27曲で知らないバンドは4つ、知ってるけど音源を(多分)持ってないのは、Death、Testament、Tankard、Helmet、Gwarの5つ(この辺はスラッシュ寄りのバンド、ですかね…)で、こっちのリストは全体的に、より王道のヘヴィメタル寄りな感じがしますね。持ってない5バンドについても、こっちの方は、そのうち買いそうな、持ってても全然おかしくないバンドですし。
ちなみに、このストーンのリストは、Spotifyの「ブランドプレイリスト」って機能なのかなと思います。
自分たちが好きなアーティストに広告塔になってもらって、それらのアーティストのファンに(似た価値観を持つであろう)自分たちのブランドを知ってもらったり、逆に自分たちのブランドからアーティストを知ってもらう、というのはいい取り組み
…と思いましたが、今のところ、Spotifyの著作権的な利用範囲は、あくまで「私的かつ非営利」に限定されるそうなので、店内BGMと連動できないのは、なんとも残念。
あと、当店、店内ではメタル禁止なんで…。