Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

2019/20年末年始の営業予定について

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 通常の営業時間は、平日土日祝日問わず午後3時から深夜12時まで(ラストオーダー午後11時30分)、定休日は月曜日で、月曜祝日の場合でも原則、休みます。

 

 東京オリンピックの2020年って遠い未来の話だと思っていたら、あと数週間。

 てことで、そろそろ年末年始の営業予定のお問い合わせをいただく時期となりましたが、例年通り、今のところ定休日の月曜日以外、休む予定はありません…と言っても、今年は12月30日が月曜日、ということで、この日は営業予定です。振替での休みはありません。

 と言うことで、12月24日(火)から1月5日(日)まで休まず営業です。ワンオペ13連勤。働き方改革? は?

  

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おまゆう案件


 どうも。
新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。 

 

 三条市の主要産業となっている金属加工の起源について、大谷清兵衛説は根拠に乏しい、という話のつづきで、ちょっと脱線気味の小話。

 

beerhousecubed.hatenablog.com

 

 前回、江戸幕府側の資料で大谷清兵衛の事績が確認困難なことから、出雲崎側の史料を当たろう…と思ったのですが、よくよく考えたら、三条市側の史料も改めて細かい部分をちゃんと洗った方がいいだろうな、と思った次第。

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大谷清兵衛抹殺計画 vol.2

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岡っ引きのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。 

 

 当店が店を構える燕三条地域は金属加工が盛んな街なんですけども、そのルーツはどこにあるの…? となると、詳しいことはよく分かっていません。

 一応、地元の歴史好きや産業通の人たちの間では、

 

 江戸時代の初期、三条城が城主不在となって出雲崎代官所の支配に置かれた際、時の出雲崎代官、大谷清兵衛(おおたに・せいべえ*1)が河川の氾濫で困窮する貧農たちを救済するため、江戸から和釘づくり職人を招聘して、以降、農閑期の副業として奨励した。

 

みたいな根拠のない「伝説」が流布しています。

 で、3年前に、この「伝説」の信憑性は9つの点から大変疑わしい、という話を書いたのですが、その後、深掘りしないまま放置しておりました。

 

beerhousecubed.hatenablog.com

 

 が、先月の「燕三条工場の祭典」に際して、また公式に大谷清兵衛の話が出てきたりしたので、ここいらで、また、ちょこっと調べておこうか、という話です。

*1:新潟人としては「せえべい」とふりがなしたい

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月額定額制の実験第3弾です

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 2019年7月から、20代女性限定で月額3,000円(2か月目以降5,000円)の飲み放題をやってきましたが、ご好評(?)に応え、11月から対象年齢を拡大して実施します。

 なお、本質的には、いろいろな種類のクラフトビールを飲んでみたいんだけど、そんなに経済的に余裕がないんですよね、という人向けの取り組みですので、よろしくお願いします。

 

 あと、年代によって価格を変えているので、加入には年齢の申告が必要です。バレたくないぞ、という方は無理せず、通常料金でお楽しみください。

  

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酸味のあるビールを飲んだことありますか?

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  どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 ちょっと変わったビールのご紹介。

 

 現在、世界で広く飲まれている「普通のビール」は、今から150年ほど前、世界で産業革命が進み、都市の労働者が増える中で、気楽に飲める酒として、ちょうど当時、大量生産が可能になった南ドイツ・バイエルン発祥のライトな「ラガービール」が広まったものです*1

  20年前の日本の地ビール・ブームでもビールと言えばドイツということで、主にドイツ系のビールが紹介されていました。

 

 一方、アメリカでは「クラフトビール」として、主流のラガービールと同じように、水、酵母、大麦麦芽、ホップを材料としながらも、麦芽やホップの違いで個性が出るイギリス系のビールを中心にドイツ系以外のビールが盛り上がりました。

 中でもホップの個性が強烈な「IPA」が現在、日本をはじめ多くの国に広がっています。

 

 ところかわってベルギーや北ドイツでは伝統的に、酵母の品種や発酵過程に特徴のあるビールづくりが生き残っており、最近、クラフトビールの世界では、これらのビールが脚光を浴びています。 

 ルイ・パスツールが発酵は酵母の働きによるものだと明らかにして以来、一種の「雑菌」だと考えられ、なるべく排除されてきた菌種が混入やすい地域で、それらの風味を活かしたビールの伝統が続いていたのです。

*1:一部のビールはチェコにルーツを持ちますが、当時のチェコ、特にドイツとの国境周辺は神聖ローマ帝国崩壊後もドイツ系住民の多い国でした

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乃至・高橋「天下分け目の関ケ原の合戦はなかった」を読む

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 ヤバい。10月21日になってしまった。1600年の10月21日、日本の暦では慶長5年9月15日、関ケ原の合戦が行われた日です。

 実は、9月15日あたりに読み始めたけど、関ケ原の合戦の本戦が9月15日だということは、読む前は、すっかり忘れていて、読み終わって感想を書かなければ、と思ってるうちに気付けば10月21日。

 店で使っているPCのネットワークまわりの調子が悪いので、Web上で編集するブログ記事は中々、書くのにハードルが高く…。

 

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誰の役にも立たない越中国・五十嵐氏に関するメモ

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 このところ店のPCのネットワーク周りが不調で全然、ブログを更新してなくて、すみません。家のPCで更新しようとすると、今度は、朝の時間帯に中々、時間を確保できなかったり、時間を確保できたときに限って、書くための資料を店に置いてきたー、とかいう…。

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