どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか開業いたしました店主いけのです。
自分の趣味の音楽を掛けたいけど妥協してBGMを選択していくギリギリの線を探す不人気企画、ネタ切れ感がハンパないですけど第8回、H。
UK発、ジェント系ラップメタル、Hacktivist(ハクティヴィスト)。
HACKTIVIST - Niggas in Paris [JayZ & Kanye cover. Promo video 2013]
メ、メタルじゃなくて、ヒップホップだし、、、ジェイZとカニエ・ウエストのカバーだし、、、
とは言え、実は彼らのCDはまだ持ってない。ジェント系そんな好きって訳でもないので、名前はよく見かける、くらい。
Babymetalの新曲、「Karate」PVが昨日、2016年3月18日に公開になり、前作収録の「悪夢の舞踏曲」ほどでないにせよ、ジェントっぽい雰囲気あるな、と思って聴いた後、YouTubeでジェント系楽曲を漁ってたら、たまたま出会いました。
ジェント、Djentと言うのは、デスメタルや、PanteraやMachineheadに代表されるグルーヴ重視の90年代、アメリカン・ヘヴィメタルを、より機械的なビートに推し進め、とは言え、前回ご紹介したFear Factoryのようなインダストリアル系ほどテクノ/エレクトロニカには寄らず、リズム重視のロックとして、ジャズやプログレ的な変則リズムを導入した、スウェーデンのMeshuggah辺りをはじまりとするジャンル。
メタルに限らずジャズやファンクなどでも、リズムを重視する楽曲ではスラップ・ベースなど打楽器的なベースの利用というのはたまに耳にしますが、ジェントの場合、ギターさえも打楽器的に使用することがあり、ザクザク、というかバッキバキのギターが特徴だったりします。
ジェントというジャンル名も、元々は、Meshuggahが好きすぎて北米ファンクラブを運営していたらしい、Peripheryのギタリスト、ミーシャ・マンソーが、ジェント系バンドの特徴的な音像を出せる楽器・機材を、擬音語的に「ジェンティな楽器」と称してネット上に書いていたところ、そういう音像のバンド群を指すジャンルの名前になったのだとか。
Peripheryも結構、ポップなメロディを取り入れていて聴きやすいほうだとは思います。
PERIPHERY - Alpha (Official Music Video)
Hacktivistの場合、リズム重視とは言え、あくまでロック、メタルの範疇にあったジェントの中で、20年遅れくらいでラップメタルに再接近した、というのが大きな特徴なのでしょうか。
メンバーのラッパー2人に加えて、UKのエレクトリーモ、Enter Shikariのルー・レイノルズをゲスト・ヴォーカルに迎えてメロディを導入した、この曲とかも普通にイケるんではないだろうか、やっぱり、このバッキバキ感はアウトだろうか、、、
HACKTIVIST - TAKEN feat. Rou Reynolds (2016 OFFICIAL VIDEO)
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