どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
先週更新しこねて2週分のBGM。バンドがまったくないXYZをすっ飛ばしつつ。
- Treat (Sweden-Hard Rock) / Ghost of Graceland (2016) ← 3週目
- Voodoo Hill (Italy-Hard Rock) / Voodoo Hill (2000)
← Queensryche (US-Prog.Metal) / Rage for Order (1986) - White Zombie (US-Alt.Metal) / Astro-Creep: 2000 (1995)
← Rush (Canada-Prog.Rock) / Permanent Waves (1980) - Various Artist / Dragon Attack: A Tribute to Queen (1997)
← Sixx:A.M. (US-Hard Rock) / The Heroin Diaries Soundtrack (2007) - The Amity Affliction (Australia-Screamo) / Chasing Ghosts (2012)
← Underoath (US-Metalcore) / Lost In the Sound of Separation (2008)
- Voodoo Hill (Italy-Hard Rock) / Voodoo Hill (2000)
- White Zombie (US-Alt.Metal) / Astro-Creep: 2000 (1995)
- Various Artist / Dragon Attack: A Tribute to Queen (1997)
- The Amity Affliction (Australia-Screamo) / Chasing Ghosts (2012)
Voodoo Hill (Italy-Hard Rock) / Voodoo Hill (2000)
イタリア人ギタリスト、ダリオ・モロとex-Deep Purpleのグレン・ヒューズのプロジェクト…という触れ込みでリリースされたアルバム。ですが、実際には、ダリオ・モロの個人プロジェクトのヴォーカルにグレン・ヒューズが招かれた、というのが実態のようです。
ダリオ・モロは、クラシック・ギターを学んでいた10代の頃に友人に勧められてDeep Purpleを聴いて以来、ハードロックに転向した人物だそうで、やっている音楽は、Deep Purpleが好きそうなハードロックです。
なお、本プロジェクトはこの後もこれまで計3枚のアルバムをリリースしており、それと前後して、様式美Black Sabbathのトニー・マーティンともアルバムを作っているようですが、いずれも未聴です。
White Zombie (US-Alt.Metal) / Astro-Creep: 2000 (1995)
意外とキャッチーなアルバムなのでいけるのでは、と持ってきたけど、ゴリゴリのメタルだった、ロブ・ゾンビ率いるWhite Zombieの通算4作目、メジャー2作めで最終作。
名前のとおり、古いホラー映画やSF、コミックブックなどを題材にサブカル路線を突き進む一方、音楽的には、グルーヴ、インダストリアル要素を取り入れたオルタナティヴ・メタルの先駆者の1つ。
そのインダストリアル面を支えるキーボードには、Nine Inch Nails、Marilyn Mansonとの活動で知られるチャーリー・クラウザーが全面参加、プロデュースはこの前にPantera、この後にLimp BizkitやDeftonesなどと組んでグルーヴ・メタルの音像を提示した、テリー・デイト。
このアルバムを最後にバンドは解散、ロブ・ゾンビはバンドを解散した意味があるのかよく分らない音楽性そのままのソロ活動、そして、映画監督などの総合芸術の道に。
Various Artist / Dragon Attack: A Tribute to Queen (1997)
これまでバンド名アルファベット順で持ってきてたので、使う機会がなかった、V.A. = Various Artist = 複数アーティスト参加のコンピレーション(編集)盤も、そういえば、バンド数の少ないXYZの代わりに使ってもよいのではないだろうか。
で、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の公開に合わせて先日のNHK FMでも取り上げられていたイングヴェイ・マルムスティーンとマーク・ボールズによるカヴァーも収録した、ハードロック/ヘヴィメタル系ミュージシャンによる、Queenのトリビュート盤で、選曲も12曲中6曲がブライアン・メイ作曲というハードロック寄りの内容。
プロデュースは、当時、Yesのキーボードだったビリー・シャーウッドで、他に、トミー・アルドリッジ、カーマイン・アピス、トニー・フランクリン、ブルース・ブイエ、レミー、テッド・ニュージェント、ポール・ショーティノ、ジェフ・スコット・ソート、ロビン・マッコリーなどなどが参加。
90年代後半は、こういうトリビュートものが非常に流行っていた印象ですが、特に、オルタナ台頭後、本業がぱっとしないあの人は今、的な人たちの割合が徐々に増えて粗製濫造に陥って(トリビュートすべきネタにも限りはあり)、いつのまにかブームも落ち着いていった感じです。
一方、過去のヒット作を演奏するライヴショウはその後も続いたようで、Steel Pantherとかもそういう流れのバンドなんでしょうかね。
- アーティスト: オムニバス,ジェームス・ラブリエ,スコット・イアン,マーク・スローター,ロビン・マッコーリー,アダム,ジェフ・スコット・ソート,ポール・ショーティノ,レミー,グレン・ヒューズ,イングベイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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The Amity Affliction (Australia-Screamo) / Chasing Ghosts (2012)
これまた結構ポップでキャッチーなんでイケるんじゃないの、と思って持ってきたら、店のマーシャル・スピーカーだと結構、低音がドコドコうるさい、オーストラリアのスクリーモ/メタルコア、The Amity Afflictionの3作目。
結成は意外と古く2003年と、FinchやThe Usedとかのエモメタル/スクリーモが台頭したフォロワー第1世代ながら、本作でようやくロードランナーと契約を獲得してワールドワイド・デビュー。オーストラリアで1位獲得。
本作完成直後にオリジナル・メンバーのベースが脱退、その後もメンバーが流動的ながらも活動継続して、今年通算6作目をリリースしているようです。