どうも、新潟県三条市の本寺小路でビール屋をやっている、いけのです。
新幹線のダイヤ改正で東京発新潟行き最終新幹線の出発時刻が繰り上がるけど、その後にもう1本、越後湯沢行きの最終が残されているので、越後湯沢まで/から車を使ってみる実験をしたよ。
2024年3月16日のダイヤ改正で東京発新潟行き最終新幹線が現行の2140東京発から2120発に20分繰り上げになります!
今までも、たとえばライヴを見に東京へ行った場合、だいたい押さずに終演が21時ちょうど、会場が渋谷か新宿あたりだと、そこから駅まで歩いて10分、そこから東京駅の新幹線ホームまで約30分となると終電2140は結構、ギリギリ。ちょっとしたトラブルで開演が遅れれば、一発アウトな感じでした。
それが。さらに20分早まる! 絶対アウト!
1 越後湯沢終点22:28発
新潟行きの「とき」最終は早まりますが、その後にもう1本、越後湯沢行きの「たにがわ」最終があって、ダイヤ改正後も東京2228発の模様。なので、越後湯沢まで車で行って、そこから新幹線に東京で行き、最終で越後湯沢から車で帰ってくるなら、ちょい時間の余裕が出来るんじゃね? というのが今日の本題。
最終の越後湯沢着が2352、そこから三条燕ICまでGoogle Mapで1時間16分。時間帯によって多少差があるようで、夜中だからもうちょいスムーズに動けて、深夜1時くらいには帰りつけるのでは…?
特に個人的には4月以降、別の仕事を兼務することになって、また朝0830出勤生活が始まるので、一泊すると翌朝始発必須…。今までは昼過ぎくらいに帰ってくれば良かったのですが…。
2 実験: Highway Star
てことで、実験。一応、今回は、深夜の運転もキツそうだけども、どのくらいキツいかを試してみるのもあって、ちょい早めの時間帯で実際に行ってみました。
まず、行き。
今回は朝7時くらいに家を出たんですが、まだ早朝の大型トラックは残っている一方で、既に出勤ぽい乗用車もいて、長岡あたりまでは結構、混雑してました。冬タイヤで高速に乗るとまあまあヤワいのに、朝は横風も強くて、それなりに集中力が要る感じ。さらに周辺の車が巻き上げる融雪剤でフロントガラス、めっちゃ汚れる。
長岡を過ぎたら、車はだいぶ減ったものの、進行方向によっては低い朝の太陽がまぶしい上に、融雪剤で濡れた路面も照り返しがきつくて視界の上下両側から結構、まぶしかったです。
で、所要時間1時間20分くらいで8時半頃に越後湯沢着。越後湯沢だと、とき・たにがわ両方で本数あって自由席ならどれでも使えて便利。今がまだ3月でスキー客用の臨時便のせいかもしれないけど。
今回は新幹線ホーム直下のCocolo駐車場に停めました。1日1,400円。周辺にもうちょい安い駐車場もありそうだけど、今回は楽さを優先。徒歩10分くらいのところにある町営駐車場は冬季1日500円、夏季無料らしいんですが。
メインイベント。帰り。
今回は実験なので体力を温存するべく、最終まで待たずに夕方6時過ぎに東京を出て7時半頃に越後湯沢にたどり着き、そこから9時前に三条に帰ってきました。
実験結果。疲れた…。多分、二度とやらん…。
そもそも、この仕事をやっていると普段、夜に車に乗ることがない。高速も滅多に乗らない。なおかつ越後湯沢から長岡あたりまで土地勘もない。
で、夜はやっぱり視界も狭いので、道路状況の先読みが厳しい…。
100km/hで巡行してても、ちょいちょい80km/h巡行の大型トラックを追い越す必要がある。抜こうと思ったときに、この先が直進なのか、カーブなのか、下り坂なのか、上り坂なのか、まったく読めないので、どこまで車間を詰めて、どこで追越車線に入り、抜いていくのか、判断が大変。気疲れがハンパない。まだ3月で雪もなく、風も落ち着いてたけど、冬は絶対に走りたくない。
むしろ長岡を過ぎた後は、久しぶりとは言え何度か通った道だし、街の明かりも見えるし、道が比較的平坦なのもあって、交通量は増えたけど、気持ちとしてはずっと楽でした。
最終の新幹線で帰ってきて夜12時頃出発でも、きっと大型トラックとの遭遇は変わらない(むしろ増える?)、と考えると、特に今後ライヴ終わりとかで疲れた体では、ちょっとキツいかな、という感触です。慣れの問題かもしれないけど。年数回では慣れないだろ…。
結論: 今後は終電を諦めて、確実に泊まる。
参考情報1 本当の最終
今まで上越新幹線の最終は、越後湯沢終点のたにがわだと思っていたら、その後に、高崎終点のたにがわがもう1本あるらしいです。ダイヤ改正後だと、東京駅2240発、大宮2305発、高崎2336着。まあ、在来線で大宮からさらに1時間かけて高崎着が夜中1時過ぎてもよければもうちょい遅くてもありますが…。
価格は、東京~高崎の新幹線4,490円+高崎~燕三条6,050円。朝の始発だと高崎0658発の燕三条0757着。なお、高崎経由だと、えきねっとの割引がどちらも効きませんけども。
参考情報2 トクだ値と指定席
今回、越後湯沢発着を初めて利用したので気づいたのですが、えきねっとのトクだ値、「とき」の場合は割引区間が、新潟~浦佐と大宮~東京で、越後湯沢発着だと対象外なんですよね。
「たにがわ」だと、越後湯沢発着も対象になります。ただし、これも今回、初めて気づいたことですが、「たにがわ」にはグランクラスとグリーンのみで、指定席が存在せず、あとは全部自由席という編成が結構、多い(特に下りの夕方以降)。指定席が存在しないので当然、トクだ値も対象にならない…。
前述の高崎発着の場合も同様です。
参考情報3 東京駅以外からのリミット
本文に書いたとおり、ライヴ会場は新宿とか渋谷とか山手線の西側にありがち。なので、東京駅に出るより、埼京線なり湘南新宿ラインなりで大宮に出れば、渋谷から大宮まで約45分と東京までよりも時間は掛かるけど、新潟行き最終の大宮発が今までなら東京の25分後の2205発で、5分か10分は余裕がありました。
ダイヤ改正後は大宮発も20分早まって2145発…ライヴ21時終演だと、確実に間に合わない…。
逆に東京の東側でよく使われる会場としては、幕張メッセから東京駅まで約40分強、さらに東京駅に着いて京葉線ホームから新幹線乗換までがひたすら遠いこともあり、ダイヤ改正後は20時過ぎには会場を出ないと行けないので絶望的。トリを見なくていいフェスとかなら…。
参考情報4 泊まって始発
翌日の仕事の心配がないなら宿泊一択です。
今の仕事になってからは、昼過ぎくらいまでに三条に帰ればいいので、割り切って6,000円くらいのビジネスホテルに泊まれば、ライヴ終演後にもビールを飲みに行ったりできるし、寝落ちして乗り過ごす心配もないし。
ビール店視察で東京に行った場合も、その日に帰るなら21時くらいには切り上げる必要があるところ、泊まるならそこからもう1、2軒は見に行けるので。そして寝落ちして乗り過ごす心配もないし。
ただ、最近は都内ホテルが高騰しており…。で、少し離れた安いホテルを見つけても、朝のヘンな時間に東京駅に向かうと通勤ラッシュに巻き込まれ…。
前の仕事も比較的、有給休暇が取りやすい(というよりは土日出勤の振替休日が溜まりやすい)仕事ではあったので翌日、午前半日あるいは丸一日休んでゆっくり帰ることもありました。
とは言え、前の仕事ではごくたまに翌日、外せない仕事を入れられて朝0830の定時までに出勤するパターンも何度か経験してます。
今回のダイヤ改正後だと
東京 0608発
大宮 0633
高崎 0658
越後湯沢 0723
燕三条 0757着。
東京から乗るには朝5時起きとかの必要があるけど、当時は実際には大宮に泊まったりしましたね。もう30分くらい余裕があるし、駅まで歩けるホテルも見つけやすい。
料金と東京からの移動時間、翌朝の準備時間を考えると、今後も大宮宿泊でしょうかね。高崎も1回くらい実験してみてもいいですけども。
今回の実験に際して、越後湯沢宿泊、翌朝新幹線という選択肢がないのは、湯沢はリゾートホテルや旅館はあっても、あんまりビジネスホテルがない。
新幹線代は、東京-燕三条8,910円*1に対し、東京-越後湯沢6,260円+越後湯沢-燕三条3,560円=9,820円で、あんま差がないなと今さら思ったけど。
なお、越後湯沢だとさっきの東京始発の前にもう1本、越後湯沢始発0703、燕三条0736着てのもあります。
ちなみに4月以降も原則、月曜は休みなので、実は土日のフェスの場合は帰りの心配は要らなかったりする。
ただ、直近では、5月20日(月)のSvalbard+Kokeshi@新代田フィーバーが翌朝、帰らなければならない。特にその週末に「fox_fest」に行くなら、週に2日(3日)も休んでられない*2。
新代田からの最終、燕三条までだと2033発で絶対にムリ。越後湯沢までなら2148発で、1900OP、1930STの2バンドなら45分×2の転換30分で、まあ何とか…いや、これでもそもそもムリで、やはり、どっちみち大宮か高崎ですかね…。
ヘッダ画像
ヘッダ画像はChatGPT+Dall-E先生。ヘンな線路の生え方とかノーズの形状とかもあるけど、新幹線の車体とか細かい配色の指定が難しいよなー。下は別バージョン。