Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

2018年10月第2週のBGM(J,L,M,N,O)

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 「工場の祭典」も終わって通常モードに復帰のBGM、バンド数が少ないNとOから偶然どちらも、90年代初頭の古きよき時代のハードロック作品2枚です。

 

  1. Jeff Beck (UK-Hard Rock) / Blow By Blow (1975) ← 3週目
  2. Lostprophets (UK-Alt.Metal) / Liberation Transmission (2006) ← 2週目
  3. Motion City Soundtrack (US-Emo) / I Am The Movie (2003) ← 2週目
  4. Nelson (US-Hard Rock) / After The Rain (1990)
     ← Hometown Anthem (US-Emo) / If We Could Dream (2007)
  5. Ozzy Osbourne (UK/US-Hard Rock) / No More Tears (1991)
     ← Kiss (US-Hard Rock) / Alive! (1975)

 

 

 

Nelson (US-Hard Rock) / After The Rain (1990)

 2度目の登場、リッキー・ネルソンの双子の息子、マシューとガナーのネルソン兄弟による、Nelsonの出世作

 アメリカン・ハードロック爛熟期の美しいメロディに彩られた1枚…だけど、時代は既にグランジオルタナ勃興前夜。昔ながらの繰り返し長期ツアーを重ねるプロモーションをやってる間に、時代遅れの烙印を押され、ヘヴィネスを取り入れて路線転換を図るも、レコード会社との方針の違いから発売タイミングを逃し、迷走。

 

アフター・ザ・レイン

アフター・ザ・レイン

 

 

Ozzy Osbourne (UK/US-Hard Rock) / No More Tears (1991)

 オジー・オズボーン以外の選択肢がほとんどないOから、そういえば、このアルバムはまだ使ってなかったらしい、ザック・ワイルド在籍2作目で、ザックが全面的に作曲にも参加した1枚。

 Motorheadレミーが6曲で作詞に参加しているけど、ベースを弾いているのは前作に続き、ボブ・デイズリー。ただし、ボブ・デイズリーは今作では作曲クレジットはなく、ジャケットのメンバー写真、PVやアルバム・リリース後のツアーでは、マイク・アイネズにスイッチ。タイトル曲「No More Tears」の印象的なベース・イントロもマイク・アイネズによるアイディアだけど弾いているのはボブ・デイズリー、らしいです。最初からマイク・アイネズを入れるつもりが録音の日程が合わなかった、とかなんですかね。

 オジー自体はイギリス人だけど、ソロになってからは完全にアメリカ市場を重視した音楽活動をしており、今作は、Metallicaのブラック・アルバムから1か月後、2枚同時リリースで1位、2位を独占したGuns N'Rosesの「Use Your Illusion」と同じ91年9月17日リリースで、ビルボード最高7位、というアメリカン・ハードロック爛熟期の最後の輝きを代表する1枚*1

 

https://www.billboard.com/charts/top-album-sales/1991-10-05

 

 

*1:全てを終わらせたNirvanaの「Nevermind」は翌週9月24日のリリース