どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
前職で補助金を出す側の仕事も何件かやっていながら、全然、気にしたことはなかったんですが、補助金を売上として計上する時期って、結構、微妙ですね、と思い始めた年の瀬、12月*1。
なお、創業以来、税理士の先生を使わずに自分で確定申告してるけど、簿記/会計の資格は一切、持っていない。
で、今回の感染症対策にかかる事業継続支援のための補助金・給付金の類も、あくまで事業に関係した収入ということで、個人事業主の場合も、雑所得や一時所得ではなく、事業所得の雑収入として計上しないといけないらしいんですよね。
個人事業主は、法人と違って、事業体としての法人の利益と、経営者個人としての役員報酬が分かれておらず、すべて個人の所得として一体的に課税されるので、皆さんの個人所得と同じく、12月末が強制的に決算時期になる訳です。
さて、では、12月末決算の我々が、この年の瀬に補助金申請事務を行った場合、果たして、補助金を計上する時期は、どの時点が正解なのだろう?
1 申請日
2 申請受付/交付決定日
3 事業完了/実績報告日
4 金額確定通知発送/受領日
5 入金日
前職の体感上、あくまで4が通常の商取引における、いわゆる契約の履行日=収入として参入すべき時期だろうよ、と思うのですよ。
で、今の時期。個人事業主は12月末決算。
だと、もう2件、(不動産屋管理会社に書類をお願いしていて)申請を控えている補助金があるんですけども、これから申請をすると、ひょっとすると支給金額の確定して、入金されるのって来年に入るんじゃね? と思うなど。
つまり、それらの補助金は今年の収入として計上した上で未収金として処理するのではなく、そもそも、来年の収入。
…というより、キャッシュフローはそこまでキツキツじゃないし、今さら今年の収入が突然増えて、所得金額を調整するために慌てて経費を使うより、来年に算入した方が所得の確定が楽なんじゃね、と思うなど。
で、もっと言うと、持続化給付金が思ったより迅速に振り込まれたので*2、この際、申請自体を1月まで待った方がいいんですかねぇ、という。
なお、ちなみに今回の持続化給付金、入金はされたけど、申請Web上、まだ処理中になったままだし、確定通知的なものも届いておりません。
実務上、入金日を計上日にして処理するつもりですけど、ひょっとして厳密にいうと、前払金とか預り金で処理しとくべきものですか…?