どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
最近、メタルの記事しか書いてない気がするので、そろそろ他のネタも仕込まねばと思っているところ。いや、ネタについては、クラフトビールはもちろん、地方都市、産業、金属加工とか色々とあるんですけど、いかんせん、このブログの想定読者を設定しきれていないので、どのくらい掘り下げて書くかとかで考えている間に放置、みたいな感じであります。
というわけで、ブラックメタル/ポストロック/ポストメタル/シューゲイザーを合わせたブラックゲイズ/メタルゲイズの雄、Deafheavenの7月発売予定の新作から1曲ご紹介しながら、今週のBGM。Warped Tourモードから通常営業へ。
- Of Mice & Men (US-Metalcore) / Defy (2018) ← 3週目
- Revolution Saints (US-Hard Rock) / Light In The Dark (2017) ← 2週目
- Tonight Alive (Aus-Pop Punk) / Underworld (2018) ← 2週目
- Skid Row (US-Hard Rock) / Skid Row (1989)
← Murderdolls (US-Hard Rock) / Beyond The Valley Of The Murderdolls (2002) - The Used (US-Emo) / The Used (2002)
← Prophets of Rage (US-Rap Metal) / Prophets of Rage (2017)
Skid Row (US-Hard Rock) / Skid Row (1989)
Sは、アメリカ・ニュージャージー出身のハードロック・バンド、Skid Row。
86年にベースのレイチェル・ボランとギターのデイヴ・”スネイク”・セイボにより結成。スネイクはデビュー前のBon Joviに一時在籍するなど、同郷で幼馴染のジョン・ボン・ジョヴィと交流があり、先に成功したジョンに引き上げられて、同じマッギー・エンタテインメントのマネジメントでデビューし、Bon Joviの「New Jersey」ツアー前座にも起用される。
Bon Jovi人脈のせいなのか、彼らの本来のスタイルなのか、次の2ndに比べると相当ポップで、これはこれで売れるべくして売れたアルバム。全米最高6位。シングルも「18 and Life」と「I Remember You」の2曲がトップ10入り。
よりヘヴィになった1991年6月の2作目「Slave To The Grind」で全米1位を獲得するものの、91年末にはグランジが台頭、混迷の3作目を経て、雇われシンガー…とはいえ圧倒的なスター性を持つセバスチャン・バックとの確執もあって空中分解。
一応、ヴォーカルを替えながら(2015年には一瞬、TNTのトニー・ハーネルも在籍)、現在は、ex-Dragonforceの人を迎えて継続中。2000年以降のアルバム、全然、聴いてませんが…。
再発されまくっててリンクどれ貼ればいいのか分らん…。
The Used (US-Emo) / The Used (2002)
Uは2000年代初頭のエモ・シーンに現れたThe Usedのデビュー作。
正直、リリース前からアメリカとかでは期待の新人として高評価をされていたし、アルバム自体も結構、売れた印象があるんですけど、なんつうか個人的には当時、期待値が高すぎたせいか、あんまりピンと来なかった…。
Linkin Parkがメインストリームに食い込んで、ニューメタルのムーヴメントが頂点を迎えた後、「その次」のスターがインディーズのシーンに求められる中で、FinchとかThriceとかと一緒に、エモの中でもハードコア/メタル色の強い、スクリーモのバンドが期待されたんですかねぇ。それこそ、ワープトとオズフェストの両方に出れるようなバンドって感じで。
もちろん、彼らはスクリーモの中でもパンク寄りの出自で、アルバムよりはライヴが本領のバンドなんでしょうけども、メタル寄りの自分としてはもう少し精緻さが欲しいというか…。
結局、大きい括りのエモとしては、この後、もうちょいゴス寄りのところから、My Chemical Romanceが出てきて頂点を迎えたって印象が個人的にはあります。メタル寄りでは、Avenged Sevenfoldとか。
まあ、しかし、アレです、上のSkid Rowから、このThe Usedまで13年。このThe Usedから今年まで16年。年取るワケです…。