どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
2022年1月21日から2月13日まで、COVID-19感染拡大に伴うまん延防止等重点措置を受け、新潟県から酒類提供の自粛を要請されているため、休業中です。
で、休みで時間を持て余しているので映画でも見るかー、と思って昨晩ネットを開いたらアメリカの巨漢ロック・ミュージシャン、Meat Loaf(ミートローフ)さんの訃報。料理じゃないよ。巨漢で肉の塊みたいだからついたアダナらしい。
てことで、昨日は結局ずっとMeat Loafさんの音源を聴いてて映画、見なかった。
元々、俳優からミュージカルに出るようになり、ロック・オペラを志向するジム・スタインマンに見出されて、1977年に「Bat Out of Hell」をリリース。現在までに世界で累計4,000万枚以上を売って、史上最も売れているアルバムの1つ、となっています。
とは言え、個人的には、その続編で1993年に出たこちらですね。高校生でまだビルボード・トップ40とか見ながら、自分の音楽ジャンルの幅を広げていた時代に出て、大仰でオペラティックなハードロック! となったので。正直、個人的にはQueenやQueensrycheよりこっちです。
以下、シングル。特に2曲目の「Rock And Roll Dreams Come Through」はアメリカ音楽紹介テレビ/ラジオで、ヘビロテされてたなあ。
この3曲以外もロック・オペラとして書かれているので、歌詞もストーリー性があって(コンセプトアルバムではないけど)、すごくいい! 英語が苦手でない方は是非。
ちなみに、この一連のビデオ、監督しているのはまだ映画デビュー前のマイケル・ベイらしいです。
MVの実績を買われてジェリー・ブラッカイマーたちに「バッド・ボーイズ」(1995)の監督を打診された、ということなので、時期を考えると1993年から94年の、この3作がなければ、「アルマゲドン」、「パール・ハーバー」も「トランスフォーマー」もなかったかもしれない!
…というか、言われてみれば「Objects…」で既に飛行機が爆発炎上しとるしな…。
そして、「Rock And Roll Dreams Come Through」のヒロインは、まだ無名時代のアンジェリーナ・ジョリーだと今、気付く…。当時、結構、何回か見ていたけど女優さんは気にしてなかったな…。
なお、Meat Loaf、次のアルバムでは、ジム・スタインマンの他、Van Halenのサミー・ヘイガー他、複数の作曲家を起用している中で、ダイアン・ウォーレンも3曲提供していて、これもよい。
ダイアン・ウォーレンは、それこそマイケル・ベイの「アルマゲドン」のテーマ曲、Aerosmithの「I Don' Want To Miss A Thing」などを書いているパワーバラードの人。他にセリーヌ・ディオンとかリアン・ライムズなどにも提供。
ちなみにYouTubeすげーな、と思ったのは、「Rock And Roll...」については、元々1981年にジム・スタインマンが自分の曲としてリリースしていて、これがリコメンドで出て来た。全然、好きじゃない…。これを最初に聴いていたら、別に好きになっていない…。ハードロックとしての厚み…。
ちなみにジム・スタインマン先生も2021年の4月に逝去されいていたようです…。
Meat Loaf以外との仕事は全然、知らなかったんですけど、「フットルース」のというか、我々の世代の日本人では日本語カバーによる「スクールウォーズ」のテーマ曲として知られる、ボニー・タイラー「Holding Out For A Hero」とかも手掛けられてたのね。
※タイトルがなんで「第6回」なのか不明だけど、リンクは機能していてここから全話見れます…。
なお、Meat Loafも2000年以降、俳優業に復帰しており、デヴィッド・フィンチャー先生の「ファイトクラブ」などに出演しておりました。
と言う訳で過去音源も色々と掘る必要がありますが、2/13までヒマにしておりますので、今日からはまた映画も掘ってまいりたい。オススメなどありましたら、是非。