Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

ヒマなので映画を見ている(11)「アメイジング・スパイダーマン」「アメイジング・スパイダーマン2」

 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 9月に続き、1/21(金)~2/13(日)まで新潟県から時短要請が出され、さらに今回は酒の提供も自粛、ということで店自体を休んでおります

 てことで、前回以上にヒマなので、ネトフリ再開して映画をマトメ見する。

 

 まずは今、劇場でやってる「スパイダーマン」の予習てことで、「アメイジングスパイダーマン」とそのまま続けて「2」を。なんたって前回以上に時間はある!

www.spiderman-movie.jp

 

 ちなみに、ハリウッドもバカじゃないので、シリーズものであっても、前作までの予習なし、予備知識なしで見ても楽しめるつくりにはなってると思います。

 で、楽しめたら後から過去作に戻ってもらえばよい。

 

 ただアメコミではマルチバースって発想があるようで、今回の映画はそれをネタにしてる、てことだったので。

 元々、アメコミは結構前から分業制が発達していてストーリーを作る人、絵を描く人が別です。で、キャラクターを継承した続編とかでは、そもそも、その作る人たちのチームもまたさらに変更されたり。

 となると、ちょいちょい複数のシリーズで、設定の齟齬が生じる。死んだハズのキャラが後の時代に生きてたり、過去の話に遡ったら付き合ってる異性が別人だったり。特に今の時代、インターネットでマニアは情報交換をするし。

 そこで、生み出された解決策が、マルチバース、並行宇宙、多元宇宙、パラレルワールドという発想で、前回と今回は、別の世界の話なので、共通してる部分もあるけど、違う部分もあるよ、と。

 

 映画版のスパイダーマンは21世紀に入ってアメコミがハリウッドの王道となってからは、現在で3シリーズめです。

 まず、2002年からサム・ライミ監督、トビー・マグワイアがピーター・パーカー役で3作品。そして、今回ネトフリで見たマーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演の「アメイジング~」で2作。さらに現在製作が続く、他のマーヴェル作品とも世界観を共有するマーヴェル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)のシリーズ。

 

 サム・ライミのやつは多分、劇場で全部見ているハズですが(そもそも「2」と「3」しかネトフリになさげだった)、今回の2作以降は未見…と思って、見始めたら、「1」はマーティン・シーンのベンおじさんとか、トカゲになるリース・エヴァンスとか、ちょいちょい見覚えがあって「あれ? 予告編とかを見ているのか?」と思ったら普通に劇場で見てました。多分3Dで。

 まあ、でも、そのくらいのおぼろげな記憶なので一応、見直してよかったかも。ネトフリなので「他の作品のオマケでタダ」みたいなもんだし。

 

 ストーリーは「1」でおなじみのピーター・パーカーがクモに噛まれて特殊能力を身に着け、スパイダーマンとして活躍をするまで。

 「2」は、「1」のラストで、恋人グウェイン・スレイシーの父親であるステイシー警部と交わした約束に戸惑いつつスパイダーマンとして活動する一方、旧友のハリー・オズボーンが父親のオズコープ社に呼び戻され、グリーン・ゴブリンとなって対決するまで。

 実際には、「3」以降も企画されていたらしいですが、「2」の成績が奮わず制作中止して、他のマーヴェル作品に合流、という流れのようです。

 「Metallica:スルー・ザ・ネヴァー」のデイン・デハーンが演じるハリー・オズボーンをもうちょっと見たかった気がしますが。

 

 

 

 特に「2」で顕著ですが、ストーリーよりは、劇場で見るライド感覚の新しい娯楽としての3D映画、といった側面が強い画面構成が印象的。テレビで見ても違和感ないですが、3D前提で撮影してる、3Dで見たら楽しそう、という印象が強い。

 「映画」、英語で言ったら、「Movie」、「Moving Pictures」ですからね。シネマトグラフ*1からの訳で日本語だと本来、「動画」の方がニュアンスは近い。

 ハリウッド作品は元々、会話や状況よりも、アクションで見せる傾向が強いのでなおさら。

 

 

 次はMCUシリーズで、実はMCUとしてはタイトル策の前に「キャプテン・アメリカ」に出てるらしいのですが、そっちはネトフリにないっぽかったので、タイトル作から。「アヴェンジャーズ」もなさそうでした。アマプラで別に見るかどうか。

 

 

 その後は、9月の時点でネトフリ、あんま見たいのがなかったんですが、「ドント・ルック・アップ」はちょっと話題なので、一応、見ると思います。

www.netflix.com

 

 その後は9月にも書いた「ゴッサム」全5シーズン100話(1話45分として75時間?)を見るか、アマプラとかに移るか。あと、ネトフリ、映画よりはシリーズもののテレビ番組とかが充実してるので、料理系の番組とかを見るかも。

 

 9月時点で見残し映画候補:

 ・セルジオ・レオーネワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

 ・ダニー・ボイルスラムドッグ・ミリオネア

 ・ザック・スナイダー「エンジェル・ウォーズ」

 ・ギジェルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター

 ・フランチェスコ・ファラスキ「トスカーナの幸せレシピ」

 ・デヴィッド・ヴェンド「帰ってきたヒトラー

 ・クロエ・ジャオ「ノマドランド」

 

 

 連続ドラマと言えば、Black Veil Bridesのアンディが主演の、悪魔と契約したロック・バンドものが映画の後、さらに連続ドラマ化もされているらしいんだけど、これもネトフリにはない…。

 

 

 てことで、まだ、他にもコレ見とけという作品などありましたら、ご推薦ください。

 過去に見てた映画の傾向などは、こちらの記事で。

beerhousecubed.hatenablog.com

 

*1:「シネ」は「サイコキネシス(念動)」の「キネ」、動く