どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
9月に続き、1/21(金)~2/13(日)の間、新潟県から時短要請が出され、さらに今回は酒の提供も自粛、ということで店自体を休んでおります
てことで、前回以上にヒマなので、ネトフリ再開して映画をマトメ見する。
昨日に続き、今、劇場でやってる「スパイダーマン」の予習てことで、今度は同じマーヴェル・スタジオ・シリーズのプリクエル、「ホームカミング」(2017年)と「ファーフロムホーム」(2019年)を。
マーヴェル・スタジオの、世界観を共有する一連のシリーズ、マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)のシリーズにスパイダーマンが登場するのは、実は個別作品の前に、「キャプテン・アメリカ」、このスパイダーマン2作の間に「アヴェンジャーズ」で2作品の計3作品あるらしいのですが、一応、その3つを見てなくても、何となく話は分かるように出来ています。
けど、3作いずれもネトフリには入ってなくて未見のままスパイダーマンを見始めたら、細かい設定が微妙に分からない。
たとえば、「ホームカミング」では毎度おなじみの、ピーター・パーカーがクモに噛まれて特殊能力を発揮するようになり、ベンおじさんが殺されて、犯人探しという個人的な遺恨から、やがて社会に役立つヒーロー、スパイダーマンになるまでの話は完全に省略されています。
さらに、この世界では大富豪、トニー・スターク(=アイアンマン)が地球を守る英雄として君臨しており、スパイダーマンのスーツもトニーから渡されるものの、そのハイテク・スーツの機能とピーター個人の能力の境目もよく分からない。一応、自作スーツで活動する場面も描かれますが。
「ファーフロムホーム」では一部の人類の存在が抹消される事件があり、その5年後、アヴェンジャーズにより消えた人たちが復活、その代わり、アヴェンジャーズはトニー・スタークをはじめ多くが戦死した後の世界、で、これはさすがによく分からない。
まだ「ホームカミング」でスパイダーマンとトニー・スタークの関係を見ていたので、何となく分かるけども。サミュエル・L・ジャクソンて、どういうポジションの人でしたっけ? 的な。「アイアンマン」1作目(2008年)、劇場で見てるけど覚えてねー…。
やっぱり劇場に3作目を見に行く前に他のMCU作品も見ておいた方がいいんでしょうかねえ。
なお、映画としては、トニー・スタークをはじめ地球を守るプロのヒーローであるアヴェンジャーズたちに対して、ルーキー的な位置づけで、ポテンシャルはあるけど、本人にヒーローとしての自覚がなく、力を使いこなせていないスパイダーマン、という立場の違いが明確にされたことで、ボンクラ高校生のピーター・パーカーというキャラクターが立っていると感じました。
トニー・スタークの後釜ポジション的なジェイク・ジレンホールも対比がよい(変身後のアタマの球体はアレでいいのか、という微妙デザインでしたが)。
細かい部分では、2人のヒロインが長身のアフリカ系、ピーターの親友がアジア系のデブ、学校で敵対するボンクラが南米系、という「多様性に配慮した」感じが国外展開のためではなく、明らかに今のアメリカに配慮した感じで、これがアメリカのリアルなのか、政治的なものなのか、ちょっと戸惑いを隠せない。
あと、メイおばさんが、今回はマリサ・トメイが演じていて、「若い!」となったけど、「キャプテン・アメリカ」初登場時(2016年)には、1964年生まれで52歳とかなので、高校生の甥がいるおばさんとしては、単に我々が歳を取っただけでした。
逆に「アメイジング~」では年長すぎて驚いたんですけども。
あと日本でもそうですけど医療・栄養がよくなったことで、多分、スパイダーマン誕生時の50代より、今の50代が若い、というのもありそう。
世代と言えば、「ファーフロム~」でAC/DCの"Back In Black"がかかるシーンで、ピーター・パーカーが「I Love Led Zeppelin!」というシーンがあって、それも時代なんですかね…。
ちなみに「ファーフロム~」では黒いスパイダーマンが登場しますけども、実際にコミックで黒いスパイダーマンが登場するシリーズのタイトルが「Back In Black」らしいですね。動画を探そうとググったら出てきたんですけど。
次はとりあえず劇場に行く前にアマプラ他でMCU作品を抑えておくか、ネトフリで「ドント・ルック・アップ」など見るか。
その後は9月にも書いた「ゴッサム」全5シーズン100話(1話45分として75時間?)を見るか、映画よりはシリーズもののテレビ番組とかが充実してるので、料理系の番組とかを見るか、完全にアマプラとかに移るか。
9月時点で見残し映画候補:
・セルジオ・レオーネ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
・ザック・スナイダー「エンジェル・ウォーズ」
・ギジェルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」
・デヴィッド・ヴェンド「帰ってきたヒトラー」
・クロエ・ジャオ「ノマドランド」
連続ドラマと言えば、Black Veil Bridesのアンディが主演の、悪魔と契約したロック・バンドものが映画の後、さらに連続ドラマ化もされているらしいんだけど、これもネトフリにはない…。
てことで、まだ、他にもコレ見とけという作品などありましたら、ご推薦ください。
過去に見てた映画の傾向などは、こちらの記事で。