どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
9月3日(金)~16日(木)まで新潟県から時短要請が出され、当店も午後7時ラストオーダーで閉店するので、夜、仕事が終わった後、ヒマじゃん。
てことで、今まで見ようと思って見てなかった映画をマトメ見する。
第6回もアカデミーつながりで、2017年公開8部門ノミネート、3部門受賞のクリストファー・ノーラン、「ダンケルク」です。
そう言えば、クリストファー・ノーランがダンケルクを映画化する話あったな、とか思いつつ軍事マニアでダンケルクをどう描くかに興味はあるものの、クリストファー・ノーランに思い入れがないので、完全に失念していた。
まあ、ダンケルクの映画って言うよりは、ダンケルクを舞台にした、アクション・サスペンスって感じですかね。
【あらすじ】
1940年5月、ドイツ軍がフランスおよびベネルクス3国への侵攻を開始すると、ハインツ・グデーリアン麾下の機甲師団を中心とした電撃戦により、連合軍は瞬く間にドーバー海峡沿岸の街、ダンケルクに追い詰められてしまう。
イギリスへと撤退する救援の船に何とか乗り込もうとする陸軍歩兵、不足する輸送船舶を補うために徴用されフランスへと向かう民間小型船の船長父子、飛来するメッサーシュミットを迎え撃つスピットファイアのパイロット、それぞれの撤退戦が始まる。
あらすじの前段に歴史的概要を一応書いておきましたが、この辺は一切説明されず。
ただ、上にも書いたとおり、ダンケルクの映画と言うよりは、ダンケルクを舞台にしているだけで、ほとんどセリフを介さず、状況の展開だけで話が進んでいく、ジェットコースター的なアクション・サスペンスなので、歴史や軍事に詳しくなくても、そこは楽しめると思います。
登場人物たちは死ぬのか生きて帰れるのか、死ぬとしたら、いつどうやって死ぬのか、という状況の展開をただ見守るだけの映画。
ド迫力戦争映画なので、劇場の大画面・大音量で見ると、もうちょいインパクトはあったんだとは思うんですけども。
陸・海・空、異なる時間軸で進んでいった話がやがて交差する展開にせよ、サスペンス性にせよ、よく出来てるんだけども、基本的には映画って言うものは、見終わった後、見た人の人生に何らか影響を残すものであるべき、と考える人なので、この映画を見ても別に人生変わらないよねー、という感じがします。
まあ、平和な時代に生まれたことに感謝して精一杯生きよう、とか思う人もいるのかもしれないですけど。
クリストファー・ノーラン、出世作の「メメント」はまだ東京にいるときで劇場で見たんですけど、ワリと序盤でオチが読めてしまって、凝った構成だけの浅い映画だなー、という印象で、その後のバットマン3部作もあまり思い入れがなく(ヒース・レジャーはスゴい)、まあ、ヒット作連発でスゴいですね、という感想しかない。
今後見る映画候補:
・ベイトン・リード「イエスマン」
・ジョン・ファヴロー「シェフ」
・セルジオ・レオーネ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
・ザック・スナイダー「エンジェル・ウォーズ」
・ギジェルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」
・デヴィッド・ヴェンド「帰ってきたヒトラー」
・クロエ・ジャオ「ノマドランド」
ちなみにレオーネ以降、ネトフリにないので、アマプラに移行予定…なんですけどプライム会費にさらに別料金必要なのがほとんどなので見るかどうか…。ネトフリ限定の「アイリッシュマン」とかもあるなー、とか思いつつ…。
他にもコレ見とけという作品などありましたら、ご推薦ください。
過去に見てた映画の傾向などは、こちらの記事で。