どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
三条市が観測史上最高&当日としては全国1位の39.5℃を記録した7月29日(日)、お店の方はお休みをいただきまして、阿賀野市の瓢湖近く、五十嵐邸内にあるスワンレイクビールさんまで周年祭におじゃましてきました。
1997年8月1日に創業し、昨年20周年を迎えたスワンレイクビールさん、例年、創業日前後の日曜に周年祭を開催しています。
五十嵐邸、水原駅からもちょっと距離があり、お酒を飲むには自家用車以外でのアクセスが若干、不便なんですが、周年祭当日は、新潟駅から送迎バスを運行していただいておりまして、昨日は午前10時30分頃から席が埋まり次第、順次出発で一路、会場まで。
以下、ビール記録。
午前11時には会場に到着し、12時過ぎの乾杯までウェルカムドリンクで既にビール飲み放題がスタート。
1杯目は、京都醸造さんとのコラボビール、「初夏のせせらぎ」。酸っぱいビール「サワービール」の中でも、ケトルサワーリングと言って、一度乳酸発酵させて酸味を持たせた後で煮沸して乳酸菌を殺してから醸造したヤツ。名前のとおり、暑い日の1杯目には心地よい、爽やかなビールです。
2杯目は季節限定のクリスタルエール。クリスタルモルトって特殊なモルトを使うことで、やわらかい味を出したやつ。
ちなみに写真奥は先日、新潟市古町にドイツビールのお店「ビア・バー・フェルケル」を開いたばかりの原さん。
3杯め、さっきと構図が一緒ですが、タイムスタンプはちゃんとズレてて、アガノセゾン。昔、夏のベルギーで農家が水代わりに飲んだというセゾンに、阿賀野市産の小麦を使ったもの。
4杯めは、ストロベリーダークセゾン。ローストした麦芽とイチゴに、セゾンの甘酸っぱさ組み合わせたやつ。色は黒いけど、見た目に反して、すっきり飲める。
ここでようやく乾杯。
ここ数年のスワンレイクビールさんの周年記念ビールは、アルコール度数10%超のビールを木樽で熟成させた濃厚なヤツでしたが、今年は一転、さわやかに、阿賀野市産の食べられる花、ベゴニアを使ったビールに、1枚目と同じくケトルサワーリングで酸味を与えた「はなむすび」。ごくごく飲める。
ちなみに今年のスワンレイクビールさんは、ユナイテッド・アローズさんとのコラボでベゴニアを使ったIPAも醸造しており、サワーとベゴニア、今年のコラボビール2つのいいとこどり、というコンセプトらしいです。
6杯目、定番のゴールデンエール。
ここでゲストビールに脱線。
写真左奥は大阪・箕面ビールさんの夏の人気作、桃ヴァイツェン。今年初。今までになくドロっとして桃のトロピカルな雰囲気が前に出た感じ。今年の正式リリースが楽しみ。
写真右手前は、この日、フジロックに参加していた志賀高原ビールさんのトリプルIPA、ファーイースト、13%。元々イギリスからインドまで運ぶために濃厚にしたIPAをさらに強力にして極東まで運べるかも、というビール。
前述のとおりスワンレイクさんの周年祭と言えば、濃厚なビール、の恒例が今年は路線変更したため、この日随一の濃さ。
…あれ、この後、当日、来場もしておられた城端麦酒さんの「青いヤツ」も飲んだハズなのに写真撮り忘れてる…。インスタ映えするヤツなのに…。
8杯目、定番のアンバーエール…だと思うんですけど、この辺りから記憶と写真記録があいまいで、色の雰囲気的に、前述のベゴニアを使ったIPAかもしれない…。
どちらかの写真を撮り忘れている…。
てことで9杯目の写真がないまま、10杯目、大定番ポーター。いつ飲んでもうまいやつ。
なお、今年は定番ビールでは、ヴァイツェンとコシヒカリ仕込みを飲み忘れてしまいましたが、写真を見る限り、この後、もう1回、限定の「はなむすび」とアンバーを飲んでいるようですが、記憶があいまいで写真を撮らずに飲んだヤツももう1、2杯ありそう…。
1杯200~250mlくらいでサービングしていただいてるので、3リットルくらいは飲んだ計算に…。
なお、ちょいちょい気づいた方もおられると思いますが、外席に設置されたイス、テーブルの一部が当市を代表するアウトドア・ブランド、スノーピークさんのものになっていました。
冒頭にも書いたとおり、車じゃないと行きづらい、車だと飲めない、という課題を解消すべく、現在、スノーピークさんと相談しながら、 来春をめどに計画を練っているそうです。
と言うわけで、今年も大変、堪能させていただきました。当店では今後もスワンレイクビールさんのビールを積極的に提供していきたいところです。