どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse³」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。
毎年、ノーベル賞に併せて発表される、ちょっとおかしな研究を表彰する「イグのベール賞」。今年9月に発表された2022年、あまり気にしてませんでしたが*1、経済学賞の対象は、「なぜ最も才能のある人ではなく最も幸運な人が成功することが多いのかを数学的に説明したことについて」だそうです。
おもろいな。
才能があるけど不運だった人よりも、才能がないけど幸運に恵まれた人の方が成功しやすいことを直感的ではなく、数学的に説明できる、と。
元の論文(英語)はこちら。
「TALENT VERSUS LUCK: THE ROLE OF RANDOMNESS IN SUCCESS AND FAILURE」
https://www.worldscientific.com/doi/abs/10.1142/S0219525918500145
参考文献まで入れると31ページ、本文27ページ。
英語なんでなかなか読むのダルいですが、そのうち読むかも。
まあ、こう書くときは、だいたい読まないんですが。
あるいは、どなたか読んで、こういう内容だったよ、と教えてください。
ビール1杯くらいはおごりますよ。
ちなみに、ツイッターで抄訳している方によると、成功するのは運だけど、運の確率は上げられないので、成功するためには
成功の確率を高める最善の戦略は、行動量、アイデア量、人生で関わる人数を増やすこと。
— イナバ (@inaba_desu) 2022年11月6日
ここから、新しい試みをする際に一定の予算を準備している環境において「優秀そうに見えるアイデア」に全予算を割り振るのではなく、「全アイデア」に予算を均等に分配する方が好ましいという事がわかる。
6/n
ということだそうです。
もうちょい掘り下げた方の報告をお待ちしています! (他力本願)
ヘッダ画像はPixabayから。この辺もAIに描かせた方が楽なのかねえ。
https://pixabay.com/photos/woman-sky-sunlight-arms-open-arms-2667455/
*1:文学、医学。工学は発表時に見かけた記憶がある