Beerhouse³ 営業日誌

ものづくりの街、新潟県三条市でビール屋やってます

2016年11月終了時点での営業状況

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 どうも。新潟県三条市の中心部、「本寺小路」でクラフトビールを中心とした飲食店「Beerhouse3」を、とりあえず何とか営業しております店主いけのです。

 

 毎月恒例11月分の経営振り返りです。

 

(対目標達成率)

  11/ 1~11/ 6の週 客数: 41% 客単価: 74% 売上高: 31%

  11/ 8~ 13の週 客数: 70% 客単価: 88% 売上高: 62%

  11/15~ 20の週 客数: 39% 客単価: 64% 売上高: 25%

  11/22~ 27の週 客数: 56% 客単価: 74% 売上高: 41%

 

  11月平均      客数: 52% 客単価:77% 売上高:40%

 

(参考)3月平均  客数: 86% 客単価:68% 売上高:58%

    4月平均  客数: 98% 客単価:72% 売上高:70%

    5月平均  客数:110% 客単価:71% 売上高:79%

    6月平均  客数: 63% 客単価:75% 売上高:47%

    7月平均  客数: 85% 客単価:80% 売上高:68%

    8月平均  客数: 73% 客単価:72% 売上高:53%

    9月平均  客数: 50% 客単価:73% 売上高:36%

    10月平均  客数: 59% 客単価:74% 売上高:43%

 

 全体的な傾向としては、3週目が厳しかったものの、8月のお盆過ぎ以降、停滞した客数も順調に回復基調にあって、最終週には忘年会需要もスタートして、久しぶりの売上改善が期待されたところでしたが、最終週の最後、金曜、土曜、日曜が不発で結果的に、客数、売上とも10月を下回る結果となりました。

 また、これまでイベント開催のために閉店せざるを得ず、売上を落としてきた6月、8月、9月、10月については、ここで計上している一般売上の「他」にイベント売上が10~20%相当額あるため、見かけ以上に収支は堅調だったものの、今月は店を閉めてのイベント収入が特になかったため、純粋な売上としては、開店後最低、ということになります。

 

 天候の悪化から覚悟はして迎えた月でしたが、正直、厳しい結果です。

 

 週ごとに見ていきます。

 

 1週目。開店以来9か月の傾向として、実は月末よりも月頭の方が人が出る傾向にあるような印象を持っていますが(特に週末)、KnotFest開催のため、9月、10月に続き、月頭の土曜を落とす結果となったので、こんなものかと思います。

 KnotFest休業分を補正すると、客数66%、売上49%ということで、それほど悲観する数字でもありません。悪いことは悪いですが。

 ここ数か月、金曜で売上が作れず、週末の来客が土曜1日に集中する傾向があります。この週の平日売上がもう1つなのも、金曜日が「これなら店を閉めて前乗りしてもよかったのでは?」というくらい悪かったせいでもあります。

 今後のフェス参加については、土曜の扱いを、特に月頭の場合、検討する余地がありそうです。

 まあ、でも、今年のKnotFestの場合、土曜のあのメンツを考えたら、行かざるを得ないところでしたが…。

 

 2週目。原因不明ですが、平日、週末を問わず、堅調でした。

 欲を言えば、この週も金曜が平日並みでしたが、当面の方向感として金曜の劇的な改善を狙うよりも、金曜は平日並みと割り切った上で平日全体の底上げ、さらに土曜の売上確保、日曜早い時間の集客の3点で考えていく必要があるかと思います。

 

 3週目。一転低調でした。日曜日にアメリカン・クラフトビア・エクスペリエンス参加のため休業しましたが、傾向として毎月15日前後くらいから25日くらいまで、売上が伸び悩む傾向にあり、この日は営業したところで焼け石に水だっただろう、といった印象を持っています。

 毎月3週目の動向、改善については、今後も十分、注視していく必要がありそうです。

 

 4週目。前述のとおり、週前半からそれほど悪い数字ではなく、週末から忘年会シーズンに入る、ということで期待されるところでしたが、フタを開けてみれば、寒波の到来などもあったせいか、週末が奮わず、低調に終わりました。

 

 ひとまず初年度は1~12月決算を国に規定されている「個人事業主」として動いているため、来月12月で一旦、最初の決算を迎えることとなります。

 償却資産の償却方法等、細かい部分で費用の積算が遅れているところではありますが、おおむね出費傾向については、変動費、固定費とも予算に近い数字で推移しており、売上の減少が利益の圧縮に直結しているような1年となっています。

 

 ここまで9か月トータルでの売上達成率が平均57%、これに店舗外売上が加算した上で、損益分岐点を考えると*1、生活はギリギリできるけれども、発展性はまるでなく、不慮の事故が起きたら一発でアウト、といった印象です。

 ラスト12月、少しでも収益性を改善できるよう、まずは圧倒的に不足している客数の確保が肝要ととらえ、下記イベントの開催をはじめ注力していきたいところです。

 

beerhousecubed.hatenablog.com

 

 よろしくお願いします。

*1:最初の資本投下のサンクコストをどう見るか次第ではありますが